ブログ記事を書き始める前は、決まっていつもパソコンを目の前にして考え込む時間があります。
どんな手順で記事をまとまとめたらいいのだろ・・・とか、
画像に合った言葉をどう書けばいいのだろう・・・
時には書くネタがなくて、今日は何を書いたらいいのだろう・・・。
などなど、書き始めに無駄な時間をたくさん使っていて、「伝える」ことの難しさを心の中で感じています。
そのことがビジネスと直結しているだけに毎日がプレッシャーって感じなのかもしれません。
誰にどう伝えるのかは、人間関係を円滑にするうえにおいても、仕事の成果を上げる意味においても大切な要素の一つで、そのコツをSNSから学んでいるのでしょう。
SNSからの問い合わせが少なくなっているのは、伝え方に問題があるのかもしれません。
秋の陣を前にして考えさせられえています。
記事の書き初めをこんな感じで、その時々の心境を書いてウオーミングアップ。
次第に固さが取れて本題に入りやすいんだな~
店では「きもの再生サービス」といいまして、お客様のお着物を帯に作り替えるとか、帯地がタペストリーへと作り替えて、再び活躍の場を見つけ出すというお仕事をさせていただいています。
これまでにお客様からいろんな相談をいただいてきましたが、今回は絞り羽織から「あおり型バッグ」を作って欲しいとの依頼を受けて、そのバッグが出来上がってきたので紹介させていただきましょう。
ご相談をいただいたのは東京都にお住いの新規の方で、商品の問い合わせが入り、他に絞りの羽織をほどいた生地があるので、その記事を使ってあおり型のバッグが作れないかとの相談でした。
この地域の方であれば、ほどいた絞り羽織を店に持ってきてもらって相談することができますが、東京となれば無理な話です。
すると、娘からリモートで話を進めることを勧められて、この世に生まれて初めて県外のお客様とリモートでお話を進めさせていただいたいたものです。
そして作らせていただいたバッグがこちらになります。
送っていただいた絞り羽織に松のような柄が一か所入っていまして、その柄を生かして欲しいとのことでした。
そして身長が高いとはいえないので、できるだけ小振りな形のものを用意したいとのご要望でした。
バッグのサイズは、高さ15×巾25×マチ10㎝で作らせていただいたものです。
バッグの持ち手はお客様と相談をさせていただいて、衿の中に絞りが入っていない生地が隠されていたもので、その無地場の生地を持ち手に持ってくることとしました。
反対側は無地になります。
絞り柄が底に巻き込んでしまいましたが、バランスの取れたあおりバックになったかと思っております。
お客様に画像を使わせていただくことをお伝えしていまして、ご覧のなられていかがでしょう・・・
ご要望に沿うバックに仕上がったのではないかな~
こうして依頼を受けたきもの再生の仕事を終えることができました。
私の店では和装に関したことであれば、まったく違う形のものに作り替えることができますので、いつでもご相談ください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。