お客様の少ない日でした。
コロナ禍前の調子に戻るのはいつのことでしょう。
そんなことを思いながらも、店の奥で神無月の会の案内状の構成を考えていた私ですが、日替わりで考えることが多くある割には楽しいことが少なくて、粘り強く生活を送っていることに我ながら感心しています。
もしかしたら人生って毎日を淡々と消化しながら平凡な暮らしが送れることが最も幸せなことなのかもしれません。
それに手にしたいものが手にできないから私たち人間は頑張ることができるので、全てのものを手にしてしまったとしたら、人生のゴールを経験をしたことになるのかも・・・
知ることができない領域ですが、「今晩の夕食は何にしょうかな~」みたいなことを考えている方が幸せなのかもしれませんね。
高望みは程々にして、自分らしく生活が送れたらハッピーなのかもしれませんね。
話題が突然替りますが、数ヶ月前に注文していた帯が届いたので、今日はその帯を紹介してみましょう。

刺繍帯/イギリス草花と虫紋柄
その商品はイギリス草花と虫紋柄の刺繍帯になります。
全て刺繍で模様を描いていまして、商品を作った職先の担当者の話しによると、16世紀から19世紀の英仏ファースト・レディーたちが着こなしたロイヤル・ファッションを帯として発表した品を用意致しました。

16世紀から19世紀のロイヤル・ファッション
こちらの映像はエリザベス1世の宮廷ドレスだそうです。
ルネサンス期のイギリス・モードを代表するファッションだったとか・・・

貴婦人達のファッション
拡大した映像になります。
その当時のロイヤル・ファッションに使われた図案が残っていたみたいで、日本の帯として発表した新しい感覚の刺繍帯になります。

刺繍帯/腹の模様
こちらが腹の刺繍柄になります。
オンリーワンと言っても過言でない帯で、16世紀から19世紀のロイヤル・ファッションに惹かれるところがあっ用意したものです。
もの好きだと思いませんか?
こちらの帯がとても変わっていることもあって、説明が加えられるように参考資料を用意してくれたみたいです。
興味をお持ちでしたらいつでも相談ください。
ということで今日を閉じることと致します。
今晩の夕食は何を食べようかな~
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







