「こだわりの振袖展」に取り組んだ訳

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いよいよ明日から「こだわりの振袖展」が始まります。

特設会場もなんとか仕上げることができ、今、ひと息ついたところです。

 

この会は、パンフレットや雑誌に載っていない職先のこだわり振袖を紹介したいと考えて取り組んでみたもので、実に見ごたえがあります。

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ミニクーパー柄の振袖にひまわりの帯。

とてもおしゃれで、着物に対する世界観が変わるでしょ・・・

 

ありきたりの着物柄が嫌いという方にお召しになって欲しいな~

手描き友禅でお値段も張りますが世界に一枚しかない振袖です。

 

 

会場準備をしながら、最近の振袖市場のことを考えていました。

 

世の中の主流が振袖のセット販売。

私に店のような振袖の提案をしている着物屋は少ないのではないでしょうか・・・

 

二女に届く振袖のダイレフトメールを見ていると、セット価格の振袖と、成約時に付いてくるさまざまなサービスのパレード。

 

職先には一般の方が目に触れたことのない素敵な振袖が沢山あるのに、何故か呉服店が取り上げるのは消費者が解りやすいセット商品と、そのセットに含まれている数々のサービス。

 

そうなると、職先のこだわりのある振袖の出番がなくなります。

 

至れり尽くせりって感じですが、果たして そのやり方が正解なのか疑問に思っているんですね~

 

 

世の中にはいろんな考え方の人がいて、着物に対する考え方も人さまざま。

 

今風の振袖を欲しがる人もいれば、いろんなサービスに魅力を感じている方もいます。

そして、それが今の振袖提案になっていて、どこも一緒という感じがしています。

 

振袖を手にしたいと考えている人の中には、この状況に満足できない方が必ずいるはずです。

 

私が疑問に思っている事、そして、少数派の方に伝えたい振袖の魅力をストレートに着物柄と、素材や染色技法で勝負してみます。

 

少し疲れていて、記事がまとまらなかったかもしれませんね。



  

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