和雑貨の品揃えを変えたくて、仕入先に新しい商品の注文を入れているのですが、コロナ禍の影響があるのか、スムーズに事が運ばなくなっております。
そこで、入荷しはじめた「寅」(来年の干支)を売場に出すこととしました。
するとその商品を目にしたお客様から幾つかの種類の違う「寅」を注文いただくことができたのですが、ここから先がこれまでと違っていて慌てる事態に。

品切れとなった「寅」の飾り物
お客様からご注文をいただいた中でこの2点が完売していまして、追加注文が取れなくなっていたんですね~
数日前にも違うタイプの「寅」商品で追加注文が取れないことがあり、その背景を探ると、海外で作っている商品がコロナでロックダウンとなり干支商品が作れなくなっていることに加え、仕入先の経営体力が低下しているのか、これまで通りの商品の確保ができなくなっているのではないかと推測しています。
画像の商品は仕入先が違っていまして、二社とも供給量が不足している現状を知り店としては痛手です。
今月22日からの神無月の会で干支商品の「寅」を発表したくて、7月に注文を入れたまでは良かったのですが、追加注文ができないとなれば、売約となった時点で店頭から下げなくてはなりません。
なんとかしなくてはなりません。

「寅」作りのワークショップの開催!
そこで、ちりめん細工の先生のお力をお借りして、「寅」作りのワークショップを店内で開くこととしました。
画像にある色が異なる「寅の親子」を先生のご指導の元で参加者が作るというワークショップです。
開催日は11月12日(金)の午後1時と3時の2回を予定しています。
定員は1回につき6名で12名となり、参加費は一人1,600円とさせていただきます。
裁縫道具や材料はこちらで準備させていただきますので、気軽に参加していただけるワークショップかと思っております。
今日から参加者を募集しはじめました。
詳しいことについては当店にお尋ねください。
とにかく今年は売れ筋の「寅」のお正月飾りが品薄になることは目に見えています。
どうか早めに対応されてください。
さて、話題を少し変えてみましょう。
この店は和のインテリアにもこだわっていまして、とりわけ暖簾にはこだわりを持っております。
しかし材料費の高騰や職人さんの高齢化もありまして生産量が激減していましてね~
生活様式が変わって暖簾を欲しがる方が少なくなっていることも影響していますが、暖簾一つで室内の雰囲気がガラリと替わるから、暖簾の活用をお勧めしています。

麻のれん大輪椿
こちらは過去に取り上げたことがある「大輪椿」の模様ですが、素敵でしょう!
洋間にも和室にも合う暖簾だと思いません・・・
特に赤の色が心に響くところが合ってお洒落なんだな~
他にも新しい柄の暖簾が入荷したので見に来てください。
そして気分を変えてみてください。
店は今、神無月の会に向けて大きく変わろうとしています。
心が癒やされる和雑貨、心が満たされる和のインテリア、そして粋なお洒落が楽しめる着物や帯。
どれも大切な私の家族で、豊かな生活が提案できるよう知恵を絞りながら新しい店作りに試行錯誤しています。
これまで一度も店に来たことのない方は、是非店を覗いてみてください。
そしてお話を持ち機会があれば、それだけで幸せに思う私です。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







