今日は真夏日ではだったのではなかろうか?
午前中からお客様周りをしていましたが、午後になってジワジワと襲う暑さに集中力を失っていて疲れを感じております。
秋の響きに涼しさというものが絡んでいても良さそうだが、暑さに気持ちよく着物が着られる気候とは言い難いところがあります。
もう少しの我慢かな~
パソコンの前に幾つかの言葉のカレンダーが下がっているのですが、何気なくそのカレンダーに目を向けると相田さんの言葉が目に留まりましてね~
感動とは感じて動くと書くんだなあ みつを
これを見て、「最近感動がないな~」 みたいなことを思っていたときに、先月、丹後木綿を一式コーディネートさせていただいた県外のお客様から電話が入りまして、
先ほどラインを送ったのですが、見事な組み合わせに感動するところがあって電話してしまいましたとの明るい声。
嬉しかったです。
相田さんの4日の言葉のカレンダーを見ていた時だっただけに驚きがあり、加えて県外のお客様からの喜びの声に感動の言葉を聞くことなり、感じて動くことの意味をお客様から教わった気がしました。
たまたま偶然が重なった出来事でしたが、県外お客様から「鳥肌が立つ感動があった」との声をいただけるとは思っていなかっただけに、私も心が震えました。
私たちの小売業って、特徴のある商品を仕入れ、その価値や買い手側のメリットとなる部分を伝えて、買い物へと導くのが販売員の力量かと思っています。
着物を欲しがる時代でしたらそれで良かったのかもしれないが、きもの離れが進む中では、店のファンになっていただくことが大切で、『装いの美しさを完成すること!』がとても重要になっている考えています。
その意味で見立ての技が問われる時代になっているのではないでしょうか?
しかし、この感性の部分はお客様側からするば判断しづらく、店側としてどう対応すべきかが大きな課題となっています。
そのジレンマの中でお見立てをさせていただいているのが現状で、今回のように県外のお客様から高い評価をいただくことができことを本当に嬉しく思っています。
上手くまとめることができていませんが、この店が目指したい『装いの美しさ」をお届けすることができて、それを受け取ってくださったN様に喜びの声をお伝えしたいです。
ありがとうございました。
このことを励みにして、来る22日からの神無月の会に私の感性をぶつけてみたいと思っています。
どこまでやれるか分かりませんが、この店が目指したい店の形がここにあります。
ではこれで閉店とさせてください
お休みなさい。