今月に入ってから来年の干支になる「寅」の話題を取り上げることが増えていますが、今日もその話題から。
昨日もこのブログで寅の飾り物商品に品切れが続出している記事を書きましたが、店頭に出す毎日注文が入り、追加注文を入れると完売になっていて、発表があった多くの寅商品の在庫状態を確認してみると、9割以上が品切れになっているんですね~
これは12月の中旬のことでしたら理解できますが、何処も発表はこれからというのに、水面下で何が起こっているのか調べてみると、どうもアジア各国で作っている素材となる材料や海外で組み立てている製品の入荷が困難になっているみたいなんですね~
コロナ禍がお正月飾りにまで影響を及ぼすとは想像もしていなかったもので、22日からの神無月の会までに寅商品の品揃えができるのか。
そして今日も売れ筋商品の張子の寅が一つが売場から姿を消し、不安が走る午後となってしまいました。
長引くコロナ禍は和雑貨だけでなく、和装の世界にも精神的なダメージを与えていまして、着物への消費の冷え込みが今なお続いております。
その中で、どのような戦略を立てていくかが問われていますが、私には難しいことは何も分かりません。
一つ言えるとしたら、経営者が楽しいと思える店作りを追求していくことができたら幸せだし、価値観を同じくした着物ファンが集めるのではないかと考えているんですね~
その意味では、仲間捜しをしていることがこの店の経営で、その出会いをいただいたときは天にも昇る気持ちになり、もっともっと素敵な店を作りたいという欲が生まれるんですね~
だから辛いことがあっても、リセットできて頑張れるのかもしれません。
長引くコロナ禍で大ピンチですが、私の思いは変わることはありません。
「店の商品で綺麗な着姿を組み立てたい!」それが私の願いです。
22日(金)からの神無月の会では新しい加賀友禅の着物や染帯も紹介させていただきますが、その中の一つとして、この加賀友禅訪問着をアップさせていただきました。
入卒や七五三のハレの日のお母さんの着物であったり、お茶席などの習い事にも着ていただける30代~40代の方にお勧めさせていただきたいシルバー系の訪問着です。
こちらの着物には「奥入瀬」という模様のタイトルが付いていまして、私の想像ですが、作家さんが奥入瀬でスケッチされた柄ではないかと思っています。
品のいい訪問着で帯の合わせ方で60代でもお召いただける優しい着物ではないでしょうか。
金糸を使った古典柄の袋帯でまとめていただけたら必ずや着物美人となることでしょう。
リーズナブルなお値段で発表させていただいているので、興味のある方は店を覗いてみてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。