展示会の開催を2日後に控え、店内奥の会場作りのレイアウトに試行錯誤。
マニアックな会だけに、商品の一目惚れという機会を増やすことができないだろうか?
商品を山積みにしていては、鮮度の高い商品を見ていただく機会を失いますし、店側としては品揃えした商品を目に留めていただくことからお客様とのコミュニケーションが始まると考えています。
なので見せるディスプレーというものがとても重要になってまいります。
店はこのディスプレーにとても時間を使っていて、今日も見せるディスプレーに悪戦苦闘する一日でした。
それでは今日の投稿です。
織楽浅野さんの帯の協賛品が本日届きまして、ようやくこれで三軒の職先が店に集まったことになります。
後は三軒の商品をどのように「見せる化」するかでしが、あの子も可愛い、この子も可愛い状態になってしまって、気がつけば足元は商品でグチャグチャ。
ようやく落ち着いたので、今日は織楽浅野さんの帯で野口さんの小紋と竺仙さんの江戸小紋をコーディネートしてみました。
ご覧ください。
このコーディネートは野口さんと織楽さんをコラボしたものですが、とっても可愛いと思いませんか?
甘い色を幾重にも重ね合わせ、大胆な横段市松模様の小紋に織楽さんの椿柄の名古屋帯で組み合わせたものです。
都会的な雰囲気が引き出されていて、このコーディネートで外出されたら格好いいでしょうね~
こちらは竺仙さんの万筋江戸小紋(微塵縞)を織楽さんの黒地の太鼓柄の帯で組み合わせてみました。
遠くから見れば無地の着物っぽく見えますが、実は細かな縞柄になっていて、着物地のジャミジャミ感が染め師・浅野栄一氏の技と言えます。
とても魅力的な江戸小紋かと思っていますが、合わせた帯がお洒落感を創り出していて大人って感じでしょう。
特に織楽さんの帯の図案が大人可愛い感じがして、他で見かけない柄かと思っています。
素敵な帯でしょう。
店には織楽さんのモダンアートっぽい帯で溢れていまして、目に触れるだけで心を豊かにしてくれるからとっても不思議です。
ちなみに織楽浅野さんの二代目さんが22日(金)・23日(土)の二日間、帯の図案などを持って店の応援に来てくれることになっています。
織楽さんは他社には無いモダンな感性を持ち合わせている機屋さんで、図案を生み出したルーツとか、帯のこだわりなど、作り手からの目線でお話が聞けるかと思っています。
織楽さんの帯に興味をお持ちでしたら、またとない機会なので時間を作ってにてください。
いつでも対応させていただきたいと思っているので、気軽にご利用いただければと思っています。
ぞうにか会を開けるまで漕ぎ着けたので、店の神無月の会を見に来てください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。