今日は雨で天気が荒れに荒れて、急激に気温も下がったこともあって、「いよいよ来たか~」と、心で受け止める冬の足音に少しばかり慌てるところがありました。
ここしばらく秋晴れが続いていただけに急激な天気の変化に戸惑う私でしたが、これが秋の天気。
温かな食べ物や、防寒になる衣類であったり、暖房器具も欲しくなる季節となったようです。
店作りも冬を見据えて品揃えに変えていかなくてはなりません。
これからの季節にどのような商品があると喜んでいただけるのか、いろいろ調べて冬の備えに入りたいと考えているところです。
そこで今日は防寒となり装いを組み立ててみました。

防寒となる装い
冷たい雨風や雪から装いを守ってくれる防寒コートが一枚あると、荒れた天気でも外出しやすいと思いませんか。
画像に写るヘチマ衿コートはまさに防寒用で、ウール(73%)を使用し、裏地(ポリ100%)を付けて仕立てられた既製品となります。(税込み価格55,000円の品)
畳んでもシワにならないので、使いやすいと思っています。
そして冬場に欠かせないのが防寒草履ではないでしょうか?
昨日も愛知県の方からお電話をいただいて、冬の寒さに対応できる草履がないかとの相談がありましたが、和装用のブーツというものはなくて、草履に透明のフードが付いた雨草履か、フードにも生地が取り付けられた防寒草履しかありません。
他にゴマアザラシの防寒草履があることから、画像の防寒の装いにゴマアザラシの草履を添えて写真を撮ってみました。
お値段は税込み価格77,000円となります。
防寒コートよりもアザラシの草履の方がお高い訳ですが、品質には自信があるのでお勧めさせていただきたいアイテムかと考えています。
この2点が揃えば、かなり防寒の役割を果たしてくれる違いありません。
他に肌着や足袋関係で防寒になる品があるので、日を改めて紹介できればと思っています。
和装の場合、防寒の装いに対して気に留めない方が多い感じがしますが、防寒対策ができる人はおしゃれの在り方を知っていらっしゃる方だと思います。

雪の結晶柄の帯
そのような方は、コートの下に季節を伝える模様に帯を締めていらっしゃって、コートを抜かれたときに一段とおしゃれが輝くんですね~
例えば雪の結晶柄帯を締めていたとしたら「ドキッ」とさせられませんか?
季節と遊ぶ着こなし方に心を奪われてしまうに違いありません。
そう考えると、防寒の装いに加えて季節を彩る帯や着物柄での着こなしができたなら、完璧な着こなしになるのではないかな~
ということで、今年のクリスマスを和装で過ごしてみてはいかがでしょう。
参考になれば幸いです。
では今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







