息子から七五三参りの日の写真が一枚だけ送られてきました。
お気に入りの写真を私に見せたかったのかもしれないが、溢れる三人の笑顔と子どもを愛する親の思いが温かな眼差しで孫を見守っていて、とてもステキな写真かと思っています。
「三歳の日溜りの中で」と、タイトルを付けたい心境だが、この写真を見ていて私にもこのような時間があったことを思い出されます。
私は仕事人間で、子どもの七五三や親族の結婚式があると、その準備を仕切るのはいつも妻でした。
私は荷物運びと車の運転手だったかもしれません。
そして何処へ行くときも皆一緒。
七五三の時は、一人で子どもの着付けと自分の着付けで、それは大忙し。
娘にうっすらとお化粧していたことが思い出されます。
最後に自宅の玄関先で記念写真。
どこの家庭でもありがちな平凡な暮らしが、振り返ると懐かしく思えてなりません。
息子家族の写真を見て、店を手伝ってくれている娘に、結婚式のお気に入り写真があれば欲しいと伝えると、この2枚を送ってくれました。
一歳の弟に寄り添う六歳のお姉ちゃんが共におめかしをしていて、何処の子って感じです。
四歳の誠は格好付けたポーズ。
どれも記念に残るいい写真です。
どの孫も親の愛情をいっぱいもらっていて、孫たちの成長がとても楽しみ。
11月22日は「いい夫婦の日」です。
感謝し合える関係であるなら、子どもは豊かな心を持って育つに違いない。
そんな家庭を築いていけることをお父さんは願っています。
さて、現実に目を向ければ、私の店は23日の祝日~28日(日)までの6日間、「十五万円以内の着物や帯の会」を開催させていただきます。
この一年を感謝祭という意味合いで、着物や帯を割引価格で紹介させていただきます。
その割引価格が十五万円超えないという趣旨のものですが、3年近く前から加賀友禅訪問着も感謝祭に出品できないものかと考えるところがあり、加賀友禅訪問着に限って割引価格を税別で二十万円としてお出しするようになりました。
今回も加賀友禅訪問着や一部の加賀友禅付下げが、二十万円を超えない割引価格で紹介させていただく段取りで事を進めているところです。
明日から感謝祭の準備に入れたらと考えていましたが、午前中にクリスマスパーティーでマリンバとフルートの演奏者との打ち合わせがあり、午後からは今回のパーティーに初めて御出席をいただくこととなった加賀友禅作家・由水煌人(あきと)先生の工房へお邪魔して、パーティーでのお話をいただく内容の打ち合わせなどがあり、感謝祭の準備は17日からとなりそうです。
感謝祭とクリスマスパーティーの準備を同時に動かしていることから頭の切り替えが必要となっていて、これから忙しくなりそうです。
遠くから応援していただけたら嬉しく思います。
それではこれにて・・・
お休みなさい。