今日は来月開くクリスマスパーティーの打ち合わせで、マリンバとフルートの演奏者に店に着ていただいて、当日の打ち合わせをさせていただいたり、金沢国際ホテルの出向いてパーティー会場の使い方など、パーティーを演出する側の段取りを一気に済ませることと致しました。
そして午後には、今回のパーティーで加賀友禅作家、「由水煌人(ゆうすいあきと)」氏のお話の時間を取らせていただいたこともあって、正式なお願いとタイムスケジュール的なお話をさせていただきたくて、由水煌人先生の工房を訪ねさせていただきました。
こちらが由水煌人先生の工房になりますが、ここにお邪魔するのは20年振りかもしれません。
その時は呉服店さんの勉強会で、何人もの人で来ていたので少し勝手が違います。
加賀友禅作家の大御所でもあり、先日、瑞宝単光章を受章されていることや、これまで面と向かって話す機会がなかったために緊張しましたね~
玄関を開けると、山野草が生けてありまして、その心遣いに驚かされるところがありました。
由水煌人先生はこちらの工房で作品を作っていらっしゃって、お住まいは別にあるとのことです。
お声をお掛けすると二階の仕事場から降りていらっしゃって、座敷に通されると、しばらくして昆布茶を入れて持ってきてくださいましてね~
気を遣わせてしまっている感じがしてとても恐縮でした。
こちらはお話を終えてからご一緒に写真を撮らせていただいた一枚ですが、気さくな人柄で、将棋が好きであることを聞いて、その話をすると、週末には将棋仲間が来てここで将棋を指すそうです。
その話から一気に緊張感が解けて、パーティーで先生にお力を貸していただくこととなった経緯や、当日のお話の内容について、私の希望をお伝えさせていただきました。
快く受けてくださったことに感謝しております。
こちらの工房には、これまで有名な芸能人やスポーツ選手が私の座った場所に座ったそうです。
そんな話題から、三國連太郎さんや長嶋茂雄さんのお話もされていて、「器が違う」と心の中で叫びながらも、加賀友禅作家の大御所たる姿を垣間見ることができました。
お伺いして良かったです。
着物業界を牽引していらっしゃる作家さんと触れ合うことで、私自身の美意識が高まるだけでなく、作り手の想いも分かり学びがありました。
先生は80歳でいらっしゃって、いろんな体験をさせてこられたと思いますが、お話を聞いていて、「純粋」という二文字が似合う方でしたね~
素敵な時間をありがとうございました。
それでは今日はこれのて・・・
お休みなさい。