予定では今晩は我が家に孫が集まり、皆で夕食を囲むつもりでいましたが、オミクロン株の感染が急激に増えていることもあって延期することとなりました。
残念ですが仕方ありません。
一人一人の行動が問われているのでしょうが、いつまで我慢をしたら感染状況が改善の方向に向うのでしょうか?
2月から3月にかけてイベントや式典などを計画されている先が多いかと思われますが、感染者が急拡大しているとなると、主催者側として運営が難しくなってくるのではないでしょうか?
店は県内にマン防が出されたこともあって2月18日に予定していた「無料風呂敷包み講習会」を延期しましたが、よく似たことが方々で起きているのではないかと想像されます。
ワクチン接種をすれば感染を止められるとは言えないみたいで、仕事へのダメージが避けられないのでしょう。
だとしたら、軽減できるやり方を工夫しなければなりません。
「ネットかな~」
風呂敷需要の掘り起こしをどうしたらいいのか。
卒業式や入学式で着物をお召になられる方が多くいらっしゃると考えられるので、その受け入れ体制をどう整えるのか。
大きな課題になって行きそうです。
問題を回避していては、安全を守られても気力が衰えて、次の一手を考えられなくなるのではないでしょうか?
それはコロナに感染することよりも怖いことなのかもしれない。
考えさせられています。
コロナ禍が続く中で、業界として望ましいこととしたら、着物愛好家が気軽に着物を着て出かけられる場があることことかと考えています。
着る場があれば着物でお洒落をしてみたいと考えるか方が増えるでしょうし、着物市場も活気付くに違いありません。
仮に着物愛好家がコロナ禍で冬眠中だとしたら、着物熱を冷ますことがあってはなりません。
きもの専門店として魅力的な情報を外に出すことが臨まれるのでしょう。
そこで再び登場させることになるのかもしれないが、野口さんのブルグレー地の小紋と織楽浅野の帯で春の装いを組み立てた画像をアップさせてみました。
静かなコーディネートが大人の魅力を引き出していて、これが「粋」で「上品」な着こなし方と言えるのではないでしょうか?
着こなしに際立つ模様であったり、奇抜な色合もを使っていたとしたら、いつか何処かで飽きてしまいますが、この装いはそれとは真逆で、心に染みる魅力を秘めています。
春らしく重たい色を使わずに、癖を持たない着こなしにエールを送りたいです。
そろそろ冬眠から覚めて、春を探してみてください。
この店はそんな方を応援しています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。