オミクロン株の感染者の広がりで騒がしくなってきていて、店を経営する側としては不安な気持ちにさせられます。
というのも、2月の京都は2022年の新作浴衣や夏物の着物や帯が一斉に発表になり、新しい商品の手配をしたいと考えていますが、京都も感染者が急激に増えていて、気持ち良く京都へ向かえる状況ではありません。
2月の京都入りを見逃せばクオリティーの高い商品を手にすることが難しくなるだけに悩ましいところです。
一方で新しい商品作りに着手しはじめていて、スムーズに事が運ばないことへのいらだちもあり、悶々としながら2月の店作りに動き始めたところです。
毎年2月という月は売上が作りにくい月で、加えてまん延防止等重点措置が発令されたこともあり、厳しい月になることが予想されます。
となれば、インターネットを活用した店作りが求まられるのかもしれません。
言葉を替えるなら「売り方改革」が必要とされていて、来月は風呂敷を核とした店作りと同時進行で、オンラインショップに工夫を凝らしてみたいと考えているところです。
しかし、長引くコロナ禍で仕入先は何処も元気を失っていて、魅力ある商品を探し出すことが難しい状況下にあります。
業界を取り巻く環境はどこから見ても甘くありませんが、この状況に屈することなく強みに替えていかなくてはなりません。
チャンスと捉えて踏み出せたら、立ちはだかる壁も動くに違いない。
そう信じて踏み出すことが経営者の役割かと思っております。
とにかく私の仕事は夢を売る仕事です。
心が貧乏になってしまっては、夢は枯れてしまうだろうし、人も寄りつかなくなるのではないでしょうか?
ここが情念場。
ここが明暗の分かれ道。
何が大切なことかを見極めることができるビジネスチャンス。
何度でも自分を信じてみたいです。
経営は見に見えない格闘技なのかもしれませんね。
少し思っていることを吐き出せて気持ちが楽になりました。
2月はつつみの日 (2月23日) があることから、毎年この時期になると風呂敷にスポットを当てております。
それがいつしか心の何処かで、”風呂敷に関したことはやり尽くした”と叫ぶ声が聞こえてきますが、風呂敷ファンを開拓する意味でも、繰り返し店からのメーセージを外部に送り出すことがこの店の役割かと思っています。
その気持ちを奮い立たせる意味で、風呂敷コナーを模様替えしてみました。
何を伝えられるのか。
もう一度原点に戻って考えてみたいと思っています。
頭を絞ればアイディアも出てくると、信じることから始めるようにしたいです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。