今月は月初めから出張も多く忙しくしていましたが、一つづつ物事が過ぎて行って、ようやく平常通りの仕事をこなせるまでになりました。
この半月というものはバタバタしていただけのことで、成果が上がったとは言いにくく、仕事の遅れを取り戻そうと春の陽気の中を朝から駆けずり回っていました。
もう少しゆとりを持って仕事ができればと思っていますが、済ませたい仕事が沢山あって、段取り通り進まないことに能力の乏しさを感じています。
ところで春らしくなって、衣替えも始まったのではないかと思いますが、着物の装いも春を伝えられるおしゃれができたら素敵じゃないかな~
そこで今日は桜柄の帯で春を演出してみたのでご覧ください。

桜柄の帯で春の装い
そのコーディネートがこちらになります。
紋織りになったブルーグレーのお召に、グレー地に染めた桜柄の染帯で上品な大人の着こなし。
無地ともいえる着物なので、桜模様をストレートに伝えた春の装いとなるでしょう。
この装いで銀座をブラリ・・・
先日の銀座での体験が抜けきっていませんが、春の陽射しの中をしゃなりしゃなり歩くきもの美人を想像してしまいます。

春を楽しむコーディネート
この装いに帯〆と帯揚げも合わせてみました。
銀座の色ともいえるオフホワイト系の帯揚げをコーディネートの中に入れて、帯〆はレースのように編み込んだ白とグリーンの色で組み合わせることに。
優しい雰囲気を壊すことなくまとめることができたかと思っています。
春の装いは春の草花模様を活かした着こなしもあれば、桜色や新緑の色を帯〆や帯揚げに加えて着こなしを明るく軽やかにされるとを装いも春の着こなしかと考えています。
ようやく春の訪れを感じれるようになり、ワクワクする感情を着物の装いの中で表現できたら、オンリーワンの春の装いとなることでしょう。
近々に着物を着る予定があるようでしたら、和装小物で春を演出されてみてください。
どこかで誰かが見ていると思えるので、和装の魅力を伝えていただけたら着物ファンも増えていくのかもしれませんね。
今日は早く自宅に戻って体を休めたいと思っています。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







