Makuakeから加賀染め足袋の販売が午前10時で終了したと思っていたら、しばらくしてウェブデザイナーから電話が入り、本日の午後6時での終了になることを知らされて慌てました。
だってブログやスタンドFMでも今日の午前10時で加賀染め足袋の販売が終わることを呟いていて、すぐの訂正のコメントを出さなくてはなりません。
少し慌てましたが、深夜の午前1時を最後に、加賀染め足袋の注文が入ってくることはなくて、109足で終わりそうな気配です。
この話はここまでにして、今晩は息子たち家族と外食することになっていまして、お客様もほとんどないことから早めに投稿することにしました。
お客様が少ないのは、3年ぶりに「金沢百万石まつり」の開催となり、本日は百万石行列の開催で、利家公の役方に俳優の「竹中直人」さんと、お松の役方に女優の「栗山千明」さんが行列を盛り上げてくださるとのことで、金沢の中心地は人で溢れ返っているのではないかと想像しています。
お客様が少ないと、仕事の時間割がスムーズに進んで効率よく仕事ができたのではないかと思っています。
しかしお客様を集められないという現実を突き付けられていて、何か対策が必要とされているのに探し出せないもどかしさに心を寂しくしています。
特に気になるのがゆかたを見に来る方が少なくて、長引いているコロナ禍でゆかたへの想いが変化してしまったのかと思わずにはいられません。
地元の呉服店さんがもっともっとゆかたをPRして、量販店やレンタル業者との差別化が図り環境を整えるべきではないかと考えています。
しかしそんな議論ができたのも昔の話。
限られた呉服店でしかゆかたを扱わなくなっていますが、きもの専門店の誇りを持って、クオリティの高い店を築いていくべきではないかと思っています。
なので、攻めて辛抱を繰り返す店作りであっていいと考えています。
大切なことは諦めない事。
ここをしっかり押さえて幸運の女神が訪れてくれると信じることが大事。
そのためにも情報を外に出すことは、店作りの心臓になると考えても過言ではない気がします。
来る日も来る日も結果が出なくとも、幸運の女神を探し続けることが個人経営者に必要なことかと思っています、
この画像は竺仙さんの絹紅梅の夏着物を西陣織の金魚柄の夏帯でコーディネートしたものです。
とっても涼しそうで、合わせた帯が西陣織の名古屋帯とあって、お茶席でも着こなせる装いではないかな~
水色の絹紅梅は竺仙さんらしい江戸小紋の表情を色濃く出していて、そこに白地の帯で夏を印象付ける金魚柄と組み合わせると、着こなしのバランスが絶妙でおしゃれじゃないかと思います。
この絹紅梅は軽くて風通しも良いので、夏物として着やすい着物だと思っていただいて間違いありません。
カジュアルっぽくしたいなら夏の染帯で楽しんでいただくこともできますが、合わせた白地の金魚柄の夏帯はカジュアルにも着こなせて、少し気に張る場にも締めていただかる帯ではないでしょうか?
夏を楽しむ着こなしとして参考になれなば幸いです。
それでは今日はこれにて・・・
さようなら。