ここ数日間 雨で肌寒さを感じる時間帯がありましたが、ようやく午後から太陽が顔を出してくれまして、湿っぽかった心にも明かりが射し込みはじめた感じがします。
しかし、現状は何も変わることはなくて、ゆかたファンを呼び寄せる策をいろいろ考えてはいるものの、お客様のノリが悪くて頭を痛めております。
いかなる理由があろうとも、コロナ禍で落ち込んだゆかた需要を取り戻さなくてはならないと思っていますが、お客様の心を掴む難しさを改めて感じているこの頃です。
さて今日は夏物として作られたパナマの草履とバッグを紹介させていただきます。

パナマの草履とバッグ
製品となったものがこの画像にある草履とバッグですが、皆さんはパナマという素材をご存じでしょうか?
詳しく知る方が少ないかと思って調べてみました。
夏用草履に用いられる素材です。
パナマ草と呼ばれるヤシのような団扇状の葉っぱの若葉を乾燥させ、煮沸し、漂白し、細く裂き編んだもので、草履の台にする他、帽子にしたパナマ帽も有名です。
編み上がったパナマを1年程ねかすことにより緑がかった色からベージュにかわります。
柔らかさと耐久性に優れ、通気性がよく、熱をためにくいとされています。

パナマの草履台と鼻緒
なんとなく言っている意味がお分かりいただけるかと思いますが、夏物のパナマは草履は高級品として知られていますがバッグも作られいます。

パナマのバッグ
こちらの2点がパナマバックで上品な顔をしていると思いませんか?
いずれも夏物の訪問着や付下げなどのフォーマル着に合せていただけたら素敵じゃないかな~

パナマのバッグ
一つは持ち手が牛革で、

パナマのバッグ
こちらになると持ち手もパナマになります。

パナマのバッグ
バッグの底も綺麗な仕事をしているのがお分かりいただけるでしょう。
販売価格は6万円代から8万円代の品になります。
数が作られていないので、興味をお持ちでしたら気軽にご相談ください。
今日も外回りをしていましたが、疲れが溜っているのか集中力がなくて、早く自宅に戻って体を休めたいと思っています。
簡単な記事になりましたが、これで失礼させていただきます。
では、お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







