明日から「音のない音楽会」が始まる・期待と不安の狭間で今思っていることとは

音のない音楽会

今月も半分が過ぎてしまいましたが、いまだに活気が戻らずにいて心を痛めております。

 

気温の低い日が続いていることもあるのかもしれないは、和装の対しての注目度の低さに何か刺激剤が必要とされているのでしょう。

 

そのような思いもありまして、明日から「音のない音楽会」を開催させていただくこととしました。

 

 

 

音のない音楽会
音のない音楽会

 

今回の企画はきものや帯に止まらす和装小物も含めて、楽器や音符など音楽に関した模様を集めて、新しい和装世界を味わっていただきたいと考え、きものコーナーは舞台に立つオーケストラとなっております。

 

風変わりな展示会ではありますが、遊び心がいっぱいで多くの人にご自身の好きな音楽を重ね合わせて楽しんでいただけたら思っているところです。

このような取り組みが時代に合っているとは言い難いところがありますが、何か新しい話題を提供していかないと和装に興味を持っていただけないのではないでしょうか?

 

和装業界はそんな岐路に立っていて、これまできものに感心を持たなかった人達を振り向かせたいという想いもあって「音のない音楽会」を開くこととしました。

 

仕入先の担当者は面白い試みだと言ってくれていますが、正直なところ不安な気持ちでいるところです。

 

愚かな試みと言われそうですが、何か新しいことをしようとしたら不安は付きもので、ここから何かを探すことが経営者の役割かと考えています。

 

いずれにせよ、店作りに特徴を出していくことが大切で、他の店と一緒なことをしていてはきものファンの心を掴むことはできないと考えています。

 

私はこの企画以外にも新しいことを考えています。

そのような気持ちになったのは、和装業界に関わる多くの人達がコロナ禍で守りに入っていて、ワクワクする商品が作られていないことや、新しいことにチャレンジできていないことに不満を持っていましてね~

 

しかし資本力に乏しい私に何ができるのかを説いてみれば、できることは限られていて、ひとつの切っ掛けとなったのがクラウドファンディングでチャレンジさせていただいた加賀染め足袋だったのです。

 

こんな小さな店でも結果を残せたことが大きな自信となり、他にも自分のできることがあるかもしれないと気づかせてくれたことです。

 

何をやるにしても痛みがともないますが、それを恐れていては新しい市場を開拓することはできません。

そんな考えが芽生えてきたのです。

 

しかし踏み出せばその後から不安が付いて回って心が折れそうになることもありますが、夢を掴もうと思う人が必ず通る道だと自分の言い聞かて、迷いを行動に移すように心掛けています。

 

おおげさに考えなくてもいいことなのかもしれないが、この仕事にご縁をいただいただけに、心身共に元気で居られる間は今の仕事に情熱を傾けて、新しいことを店作りに反映させていきたいと思っているところです。

 

この先のことはだ誰にも分かりません。

それだけに「運」が味方してくれる期待して明日に望みを綱がたいと考えている私です。

 

では、これにて・・・
お休みなさい。

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