ゆかたが似合う季節に入ったこともあり、駆け込みでゆかたコーディネート相談が入るようになっています。
店が取り上げているゆかたは、着る方の体型に合わせて仕立てを加える反物ゆかたが多く、お越しになられるお客様はそのことをご理解いただいているのか、反物ゆかたをお選びいただいてから合わせる帯を選ぶというパターンが多く、コーディネートを楽しんでいらっしゃる感じが致します。
この点が手軽に求めていただける既製品のゆかたセットとは大きく違うところかと思っています。
これからしばらくゆかたの駆け込み需要が増えるのではないかと想像されますが、オーダーメイド仕立てを加えなくてはならないことから、納期に対応できないことも起きてくるかと考えられるので、反物から新調したいと思っている方はお急ぎください。
こちらのゆかたコーディネートは水中を泳いでいる金魚を単衣博多織りの魚柄でコーディネートさせていただいたもので、桐下駄も瑞々しい鼻緒の色でまとめたものです。
真夏に涼しげな水をイメージすることができるなんて面白いと思いません。
竺仙さんから出されているゆかた地で、このような染ができるのは竺仙さんの職人さんの技かと思っております。
店とは長いお付き合いをさせていただいている先で、来月8月7日(日)に当店が企画した「ゆかた会(ゆかたの集い)」にて、竺仙さんの担当者が東京から駆けつけてくださいます。
その時に物作りをされている側の想いや苦労話などを参加者の前でお話をいただく予定でいますが、この会を盛り上げる意味でも多くの参加者をいただければと思っているところです。
現在そのお誘いをさせていただいているところですが、本日、岐阜県高山市の方からご夫婦で参加したいとのお電話をいただくこととなり、とても感激しております。
その方とはちょうど一年前に出会いをいただいた方で、確か新婚さんだったように記憶しております。
その時にご夫婦で浴衣をご準備してくださった方です。
ご主人から電話をいただいたとき、この店のことを忘れないでいてくれたことに大きな喜びがありましたし、県外から時間をかけて「ゆかた会」お越しいただけることに、主催者として嬉しくてたまりませんでした。
他にも県外からのご参加があればと思っていますが、時間と交通費もかかることからお誘いしにくいところがありましてね~
このブログを見ている方で、「ゆかた会」に興味をお持ちでしたら気軽に連絡ください。
昨日もブログで呟きましたが、何か新しいことをしようと思うと、凄く大きなエネルギーが必要となり、同時に不安も付いてくることから心が折れそうになることがあるんですね~
今回の「ゆかた会」も例外ではありません。
そんなときの県外から参加したいとの電話は。私にとって元気をいただけるところがあって、本当に有り難く思っております。
どうか道中 気を付けてお越しになってください。
詳しい詳細は郵送で送らせていただきます。
ということで今日を閉じることと致します。
では、お休みなさい。