多くの人が三連休を楽しんでいることと思いますが、私はお客様の接客の他に22日(金)から開催する「涙市」の準備を進めなければならず、地味な仕事にモチベーションを高くして仕事と向き合うことが難しくなっています。
お仕事がお休みの方を見ると張り詰めた緊張も失われかちになるが、自らが選択した仕事だけに、自分に課した仕事をクリアーできるよう、黙々と仕事をこなす一日でした。
そして今日から涙市に向けての割引価格を付けていく段取りでいまして、奥の棚にしまっていた秋冬物の着物やや帯を出して割引価格を付け始めたところです。
この涙市は年に一度の決算を前にして取り組む店内催事で、その目的は在庫を少なくすることであり、加えて期間中に売上を伸ばすことも目標としています。
なので着物や帯の店の在庫品はできるだけ割引率を高くし、商品をお金に換えることができたなら、新しい商品作りの資金に回したいと考えているところです。
涙市のチラシにはきものや帯が最大で60%Offになることを明記していまして、在庫品の中からその商品を作り出していました。
そこで今日は60%Offとなった商品の中から色無地を取りだして、西陣織の名古屋帯と組み合わせた画像を用意したので、ここに紹介させていただきます。

60%Offとなった色無地をコーディネート
その画像がこちらになります。
画像にある色無地は、共の八掛が付いたちりめん地の礼装着となるもので、着物の色が紺系と言えるものですが、鉄紺でもなく、色名を正確に伝えられないために紺系の色無地と呼ばせていただきます。
その色無地に唐織りで織った名古屋帯で略礼装の装いを作ってみました。
お茶席の装いともなるものですが、こちらの色の色無地だけがお嫁入りの機会を逃していまして、今回思い切って60%Offとさせていただきました。
お値段は八掛付色無地が、税込み価格¥99,000⇒¥39,600
唐織り九寸名古屋帯が、税込み価格¥88,000⇒¥55,000 となるものです。
この2点を足した合計は、¥94,600(税込み)となります。
どちらの品も一点しかないもので、とってもお得かと考えておりますが、涙市にはこのような価値ある商品が特別価格で店頭に並ぶます。
私が言うのも変ですが、日頃よりきものや帯の付いている価格はお求めやすいお値段で発表していまして、今回の涙市の期間だけは、更にお安いお値段でお求めになれるものです。
但しその期間は今回の場合、7月22日(金)~27日(水)までの6日間に限らせていただきます。
明日も店の商品に割引価格が付けられますが、正直なところ気に入ってる商品に割引価格を付けることって辛いんですよ~
明日もそんな一日になりそうですが、どうか楽しみにしていてください。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







