皆さんが3連休を楽しんでいる間、私は店で地味な仕事を黙々と続けていて、涙市に向けての準備が進むよう一日の仕事にノルマを課しています。
仕事をした振りで一日を過ごしたとしてもそれまでのこと。
自分がする仕事に対して、苦言を言ってくれる人がいないからで、自分を戒める意味でも一日の段取りを組むことは大切なこと。
お客様が少なかったこともあり、スムーズに準備が進んだように思っております。
インスタで女優の高島礼子さんが水色の夏着物をお召になった画像を目にしたとき、水色の着物と言えば夏号の「美しいキモノ」にもいろいろ掲載されていて、見た目の涼しさは水色が際立っているのかもしてない。
そのような印象を持った私は、高島さんの夏着物が店にある水色の小千谷ちぢみと似ていたこともあって、再びここに取り上げてみたくなりましてね–

水色の小千谷ちぢみでオシャレな夏の装い
水色の小千谷ちぢみをこのような感じでコーディネートしてみました。
高島さんが合わせていた帯は画像にある帯とはまったく違いますが、街着の装いとして可愛いと思いませんか?
合わせた帯は麻素材に染めた六通の名古屋帯で、黄色に南国っぽい模様をあしらっていて、バッグもポップ感じで躍動感に溢れた着こなしといえるではないかな~
その装いを引き立てているのは、水色の小千谷ちぢみではないでしょうか?
こちらの小千谷ちぢみは無地となっていますが、織り方に工夫があり、小さな市松模様を地紋のように織っているところに特徴があります。
この画像から市松模様が確認できませんが、着物が無地であることから夏帯が合わせやすいのではないでしょうか。
このコーディネートに夏物の帯〆と帯揚を加えてみましょう。

水色の小千谷ちぢみをコーディネート
ぼんやりと小千谷ちぢみの市松模様が浮かび上がっていますが、合わせた紫の帯締めがあか抜けていると思いません・・・
帯締め一つでこんなにも装いの雰囲気が変わるとは思っていなかっので驚きがありました。
とっても素敵です。
エメラルドグリーンの玉かんざしもコーディネートに加えてみましたが、なくてもいいかも・・・
麻の着物のに麻の帯は真夏にピッタリの装いで、今ぐらいの暑さだったら爽やかに着こなしていただけることでしょう。
小千谷ちぢみをお持ちでしたら、お洒落してお出かけになってみてはいかがでしょう。
これらの夏物も22日からの「涙市」にて割引となり、店内の夏物は明日から順番に割引価格を付けていけたらと考えています。
まだお持ちでない方は「涙市」にお越しになってみてください。
それではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







