毎日お客様の出入りが多くありました、気忙しい時間と向き合いながらの仕事が続いています。
特にこの二日間、着物の寸法直しや汚れ落としの相談が相次いでいまして、そのお客様のほとんどが新規のお客様になります。
この現実は、地域に根付く呉服店さんが激減していることと関係しているのでしょう。
お取引をしていた呉服店さんがなくなり、相談できる先がないことから、この店の存在を知ってお越しのなられている感じが致します。
今日もお急ぎの寸法直しのお仕事をいただきましたが、着物難民が増えていることもあり寸法直しやシミ落とし等の仕事は年々増えている感じが致します。
そう言えば先日、ホームページに寸法直しやシミ落としなどの着物メンテナンス情報が少ないことを指摘されていましたが、ホームページにもう少し具体的な情報があると、着物難民と称する方々にお役に立てるのかもしれません。
早速ホームページに載せられる情報を作ってみたいと思っています。
私は今、カメラ撮影機材を揃え、ネットからの販路拡大を考えています。
そのような志は、見方によっては積極的な店になって見えるのかもしれないが、実力がともなっていないとしたら、言葉だけの店で信頼を失うことにもなりかねません。
遠くを見ることも大切ですが、もう少し足元を見て、地域のきもの愛好家に愛される店が店作りが基本であることを今一度自分に問いかけたと思っています。
その日その日で見る視点がコロコロ変わりますが、お客様と接していて気づかされた一つ一つのことは、店にとってとても重要なことで、些細なことでも改善できるところは改善していきたいと思っているところです。
現在店内特設会場で秋物のキッズきもの特集を展開しています。
七五三の着物を兼ねた特集ですが、今回の目玉は、この画像にある木綿着物と木綿のポンチョです。
手前中央にある黒地に白の「自転車」の模様の木綿きものは男の子のきもので、対象年齢は3歳半から8歳まで対応できるように3段階の縫い上げを肩と腰にしてありまして、お子さんの成長と共に一段階ずつ縫い上げを下ろして着られるきものだと解釈してください。
こちらはその縫い上げを色糸で分けた肩上げの画像になります。
自転車の男の子きものは「M」と表示されていて、きものには初めから青と黄と赤の縫い糸で肩と腰に縫い上げがされています。
購入時は「M」サイズの100㎝になっています。(対象年齢は3歳半~5歳)
そこから腰に縫い上げしてある青糸を切ると適応サイズは10㎝アップして110㎝なります。(対象年齢は5歳~6歳)
110㎝が短くなれば、次ぎに黄色い糸を切ると更に10㎝アップして120㎝となります。(対象年齢は6歳半~8歳)
肩上げも腰上げの糸と同じ糸を切ていただけたらサイズアップができるというきものです。
この縫い上げの配慮は男女ともしてあり、ご自宅でネットに入れて洗濯もできるのもこちらのきものの特徴かと思っています。
とにかくこのようなキッズ木綿きものは、これまで市場になかったきもので、可愛いお子さんに着せてあげたら誰もが注目されるのではないかな~
あこ秋冬をポンチョと合わせてお召いただけたなら、七五三よりも印象深い家族写真を残すことができるでしょう。
興味のある方は是非とも店まで足を運んでみてください。
説明が十分でなかったかもしれませんが、参考になれば幸いです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。