展示会三日目はお客様が少なかったものの、江戸小紋に興味を持っている方が店を覗いてくれていて、満足していただけたのではないかと思っています。
残すところ後一日ですが、気を緩めることなくベストを尽くせたらと思っているところです。
今日も気温が高く3日間続けて冷房を入れていましたが、冬へ向う気持ちになれずにいて、冬のお洒落提案を活かすことができずにいることが残念でなりません。
明日は少し気温が下がるようなので冬物の期待を寄せたいと思っているところです。
今回の神無月の会は「竺仙と江戸小紋展」とタイトルを付けたこともあって、お客様の来店目的は江戸小紋を目にしたいという方がほとんどで、その反響に驚きを持って受け止めております。
なので今日は染師の浅野さんが染められた江戸小紋を江戸刺繍を加えた御所解き柄の黒地帯でコーディネートした画像をアップさせていただきました。
爽やかな色目の江戸小紋に黒地の帯を合せると、江戸の粋さが匂っていてステキだと思わない・・・。
着物を知る尽くした着こなしと要っても過言ではありません。
ここに白っぽい帯を持ってくると着こなしの表情がガラリと変わり、入学式のお母さんの装いであったり、どちらかといえば、初々しさが感じられる装いとなることでしょう。
これば江戸小紋というものですが、江戸小紋は模様が細かいものほど型彫りや染め付けが難しく、職人さんの技が問われるところがあります。
ここに紹介させていただいた江戸小紋は「畳み目」の柄というもので、畳み目を江戸小紋の柄として表現したものです。
竺仙の担当者はお茶人さんに人気柄だと話していましたが、とてもステキな色だったものでここに紹介させていただきました。
江戸小紋展は明日までとなっております。
種類が豊富に揃っているので、お時間が許すようであれば気軽に覗いてみてください。
簡単な生地となりましたが今日はこれにて・・・
お休みなさい。