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【店主の近況】
店内はさほど忙しかった訳ではないが、午前中はネットに詳しい専門家に店に来ていただいて、ホームページの作り方の改善点やブログの投稿の仕方についてもご指導をいただくことに・・・
デジタル社会になっているだけに、その方面にも強くならなければなりませんが、年のせいか呑み込みが悪くて自分が嫌になります。
それでも食い付いていかなくてならず、説明して下さる先生に気を遣いながらも何度も聞き直す私がいました。
さて、明日から11月が動き始めます。
その11月に向って今年最後の「感謝祭」を企画していて、その販促物が本日仕上がりました。
【十五万円以内の着物や帯の会と11月号の情報紙】
今年も店作りに試行錯誤しながらも商いを続けることができるのも、ごひいきをいただいた数多くのお客様のお陰かと思っています。
お客様から笑顔をいっぱいいただくこともあれば、苦言を下さるお客様もいらっしゃって、その一つ一つがこの店の力となり、もう少し頑張ってみようという気持ちにさせられます。
とても有り難いことで、その気持ちを毎年11月に恒例の催事となっている「十五万円以内の着物や帯の会」を感謝祭という位置づけで開催させていただいています。
11月23日から28日の期間限定で、店内の着物や帯が割引となり、その割引価格が十五万円以内という趣旨の会です。
と言いながらも加賀友禅訪問着を税別価格で十五万円という割引価格で出品することはとても難しく、3・4年前から加賀友禅訪問着(八掛付)を税別価格で二十万円で出品させていただいています。
とにかく素敵な品が割引となる6日間です。
このご案内をお客様に入れさせていただきたいと思っていますが、11月号の店の情報紙「あ・うん」も構成を終えることができて、取りあえずはホッとしています。
【妻の命日】
そして今日は「ハロウィーン」の日ですが、妻の命日でもあって墓前の前で手を合せてまいりました。
空は真っ青で太陽の光降り注ぎ気忙しい時間を忘れさせてくれていましたが、私たち家族に悲しい出来事が起きたのは14年前の事。
当時のことを思い返すと、恐怖と悲しみの渦の中でずべてを失ったような気持ちでいて、妻になんの恩返しも出来なかったことへの後悔の念に押しつぶされになっていました。
それが時間という不思議な薬が私たち家族に元気なパワーを与えてくれていて、家族全員が逞しく生きていられるのも妻のお陰かと思っています。
貴女はどんな時も笑顔を絶やすことがなく、私たちの太陽みたいな存在でした。
その太陽が姿を消し、暗闇の中で進むべき道を見失っていたときもありましたが、子ども達に貴女の明るいDNAが宿っていて、私はどれだけ助けられたことか・・・
そんな子どもに育ててくれたお母さんに感謝しかありません。
これから先、どれだけ生きられるのか分からないが、叶うのであれば妻の分まで元気な姿で生きて、社会に役立つ生き方ができたとしたら、自分の人生はハッピーだったと思えるに違いない。
妻の元に行くまでに、沢山の土産話を作りたい思っています。
それまで待っていて下さい。
そして明日は京都出張の日です。
昨日お電話で出会いをいただいた京都の方と京都でお会いすることになっていまして、不思議な一日になりそうです。
それではこれにて・・・
お休みなさい。