私の仕事は人気のある業種だと言いにくいところがあって、何もしないでいたら忘れさられていくのではないでしょうか?
しかしお客様に電話や訪問をして、ご用を聞きに歩いたり展示会のお誘いをするだけでは、お客様の消費に繋がりにくい時代かと思っています。
何を言いたいかと言えば、私たちの仕事は、田畑を耕して、そこに育てたい種を蒔き、実が付くまで育てるという地味な作業があって、お客様にその実を評価していただくことが店作りかと考えています。
自らが仕事を作るという考え方で、待つ受けの仕事ではありません。
今年はその田畑を耕す仕事が出来たのではないかと思っています。
しかしそこで満足していては時代の流れに取り残されてしまうのではないでしょうか?
そして常に前を向いて、耕した土壌に種を蒔き。育てるという好意があれば、どうにか商売を続けていけるのではないでしょうか?
少なくとも私はそのように思っています。

風呂敷コーナー
そして今日、風呂敷コナーを少し模様替えしてみました。
お越しになったお客様に新しい風呂敷の使い方が提案できればと、目先を変えたディスプレ-をさせていただきました。
開店当初から風呂敷にこだわりを持っていて、毎年「つつみの日」には何がしかのアクションを起こしてまいりましたが、この動きが風呂敷市場の土壌を耕すことかと思っていて、使い方の提案が“種を蒔く”という行為になるのかもしれない。
しかし回数を重ねるとネタ切れが起きてきて、誰もがぶち当たる壁。
悩ましいところですが、この壁を越えていかないと耕した土壌が痩せてしまうので、娘達との相談してアクションを起こしたいと思っているところです。
【風呂敷の新しい活用法】

小風呂敷の使い方
取りあえず小風呂敷の新しい使い方を考えていて、一つは風呂敷から作る「風呂敷金封」の需要をどうしたら伸ばせるかということと、オーダーメイドの風呂敷足袋の種類を増やしてみるつむりでいます。
年が明けたら新しい風呂敷足袋を仕立てるつもりでいるので、楽しみにしていてください。
ところで息子の子どもがコロナに感染したとの電話が入り、お正月を一緒に過ごすことが出来なくなりました。
孫の凜もショックだろうし、息子夫婦も外出を控えなくてはならないのいで可愛そうに思います。
しょうがないと割り切って、大事にならないように注意を払って欲しいです。
店の営業は後二日間となりました。
31日は午後2時頃に店を閉める予定でいますが、明日はこれまで応援してくださった多くの方に感謝の気持ちをブログに書かせていただきたいと思っています。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







