50㎝幅の風呂敷から作るオーダーメイド足袋・解説と共に紹介させていただきます

50㎝角の風呂敷から作るオーダーメイド小紋足袋

開店当初から風呂敷にこだわりを持っていて、2月23日が「つ(2)つ(2)み(3)の日」という語呂合わせから風呂敷の日になってるんですね~

そのこともあり、毎年2月には「風呂敷つつみの講習会」や新商品の風呂敷を発表し、風呂敷が生活必需品として使っていただける為の活動をさせていただいています。

 

そうした中で新たなカードが出せないかと考えるいたことが二つあります。

 

その一つが「出張・風呂敷包み講座」という新しいサービスを始めたことです。

このサービスは、私たちスタッフが外に出て風呂敷包みの講座を開くもので、10名以上の参加があれば、指定された場所に出向いて、1時間から1時間半の時間の中で風呂敷の包み方や使い方をご指導させていただくというサービスです。

 

昨年の11月から始めたサービスですが、問い合わせがありました2会場を終えたところで、2月も「出張・風呂敷包み講座」の依頼が入っていまして、出張講座を開く予定でいるところです。

 

そしてもう一つが、風呂敷を使った新商品の開発です。

 

 

 

50㎝角の風呂敷から作るオーダーメイド小紋足袋
50㎝角の風呂敷から作るオーダーメイド小紋足袋

 

こちらの画像を見ていただけたら新商品が何であるかがお分かりいただけるでしょう。

そう、風呂敷から作るオーダーメイド足袋です。

 

ここに写る足袋は、全て50㎝幅の綿風呂敷から作ったコハゼ付き足袋です。

お洒落な足袋だと思いませんか?

 

 

 

風呂敷から作る足袋とマスクのセット
風呂敷から作る足袋とマスクのセット

最初に試作品として作ってみたのが紺の水玉の小風呂敷(綿100%)で、マスクが作れる生地が残っていたことから布マスクを作ってセット発売できないかと検討しているところです。

 

 

 

小風呂敷から作った小紋足袋(水玉)
小風呂敷から作った小紋足袋(水玉)

 

そして新たに作ってみたのが水玉の色違いで紫。

こちらの色も素敵でしょう・・・

 

小風呂敷のお値段は800円(税別価格)で、これまでお弁当包みや膝掛けとして提案してきたものですが、オーダーメード足袋とマスクをセットにして販売することをブログで呟くと反響がありましてね~

 

 

 

コハゼ付き小紋足袋
コハゼ付き小紋足袋

 

水玉の小風呂敷は生成り色をしていて足袋底は白でコハゼ付き。

この足袋底は白と黒が用意されていて、注文を取らせていただく際に底の色を確認して作らせていただくことにしました。

 

余った生地も送られてきたので有効利用ができないかと考えた末に、マスクを作って2点セットでオンラインショップで注文を取ることにしました。

 

 

 

オーダーメイドの小紋足袋/水玉(紺と紫) 小風呂敷¥800の品
オーダーメイドの小紋足袋/水玉(紺と紫) 小風呂敷¥800の品

 

今から紫の水玉のマスクを縫っていただかないとなりませんが、オーダーメイド足袋とマスクの2点のお仕立代が税込み価格3,960円と考えていまして、そこに風呂敷のお値段が上乗せになるやり方でご注文を取らせていただきたいと思っています。

なので50㎝角の水玉の風呂敷から足袋とマスクをセットで用意されると、税込み価格880円の材料費が加わりますので、税込み価格は4,840円となります。

 

風呂敷のお値段(¥880)+足袋とマスクの仕立代(¥3,960)=¥4,840(税込み価格)

 

このような分け方をしたのは、店で取り扱っている綿素材の小風呂敷のお値段が、600円~1,200円といろんな種類がありまして、今回試作品として作っている足袋素材の風呂敷も、600円、800円、1,200円と3種類用意しました。

なので販売価格を一律にすることができませんでした。

 

 

 

デニムの小風呂敷から作った足袋(自分用)
デニムの小風呂敷から作った足袋(自分用)

 

ちなみにこちらの足袋はデニムの小風呂敷から誂えた足袋になります。

試作品として自分用に作ったもので、デニムの小風呂敷が1,200円の品で税込み価格は1,320円。

こちらで足袋とマスクの2点セットを作るとしたら、税込み価格は5,280円となります。

 

 

 

デニム足袋/墨色と紺の2色を準備(¥1,200)
デニム足袋/ブラックとブルーの2色を準備(¥1,200)

 

色は2色でブラックとブルー。

私はブラックで作りましたがブルーもお洒落かと思っています。

一カ所だけに、ボタン通しのデザインが付いている綿風呂敷です。

 

 

 

足袋の底を黒で仕上げる
足袋の底を黒で仕上げる

 

足袋の底は白と黒のどちらかを選択することができまして、私は黒を選択して作っていただきました。

 

 

余り生地からマスクを作る
余り生地からマスクを作る

 

生地が余ったので、これからマスクを作って2点セットを店頭に出して紹介させていただきたいと思っているところです。

 

ここで考えなくてはならないことがあります。

 

 

 

鳥獣戯画の小紋足袋/¥600の小風呂敷から作る
鳥獣戯画の小紋足袋/¥600の小風呂敷から作る

 

その問題とは、こちらの鳥獣戯画の柄の小風呂敷(600円の品)を26㎝で作ると余る生地が少なくて、マスクが作れなくなる恐れがあります。

そうなると、マスクとの2点セットは何㎝から作れないのかを確認しておかなくてはなりません。

 

ちなみに50㎝角で作れる足袋のサイズは27㎝までです。

メーカーさんでは、足のザイズが31㎝まで作れますが、その場合は70㎝幅の綿風呂敷の中から選んでいただくことになります。

 

ここで対応できるサイズを明記してみます。

■13.0㎝~21.0は1㎝きざみのサイズになります。(子供用も作れます)

■21.0㎝~29.0㎝は0.5㎝きざみ

■29.0㎝~31.0㎝は1せんちきざみ

 

■加工ロット:1足から

■足袋底:白か黒の選択可 足袋内側:洋晒

■コハゼ/4枚 (16㎝以下は2枚、17.0㎝~20.0㎝は3枚)

■納期:約3週間~1ヶ月(足袋とマスクの2点セットの場合)

 

■洗濯は家庭の洗濯機で洗えます。底が汚れが気になると時は、気になる箇所を少し濡らし、普段使っている粉 洗剤を歯ブラシに付けてこすっておきましょう。

後は、タオルなどを洗うコースで選択してくだっさい。デニムのような濃い色合の足袋は他の洗濯物と一緒にしない方が安全かもしれませんね。

 

現在600円の小風呂敷(パンダ柄と水色の刺子)で試作品を作っていまして、2月中旬までに6足の足袋が揃うことになります。

そこで6足の足袋を店頭に並べて、風呂敷から作った足袋コンテストを開催したいと思っています。

お好みの足袋に一票を入れていただいて、どの足袋が人気があるのかをリサーチするためのものです。

 

応募総数の中から抽選で3名の方に好みの足袋をお作りさせていただきたいと思っています。

詳しいことはホームページに明記したいと考えていますが、娘や店のスタッフに相談していないところがあり、一部変更になるところがあるかもしれません。

 

取り合えず、ここに書いた方向で事を進めていきたいと考えていまして、オンラインショップからもご注文をいただけるように準備を進めいきたいと思っています。

遅くても2月末までにオーダーメイドの足袋をスタートさせたいと考えています。

 

ということで今日の記事とさせていただきます。

では、お休みなさい。

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