小風呂敷・慶弔による包み方の違い

 

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写真の品は手作りの水引で飾り付けした金封です。 (左が600円・右が400円の品)

春になるとご親戚や親しくしている知人など、身近な方々にご結婚や進学など明るい話題が飛び込んでくる季節でもあります。

 

そのような時にお祝い金を包んで行く事もあるのではないでしょうか。

写真のような手作りの金封で、「おめでとう」 という気持ちを伝えられるのも、味があっていいものです。

 

他にもいろんな水引を加えた金封を置いていますが、お客様からの評判もよく人気商品なんですよ・・・・・

 

させ、これからが今日の記事になります。

 

皆さんはこのような金封を持っていかれる際には何に包まれますか・・・・・

中には裸でバックに入れて行かれる方もいらっしゃるかもしてませんね。

 

マナーとしては小さな風呂敷又はふくさに包むもの。

例えば45cm幅の小風呂敷もその一つです。

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ワンポイント刺繍をした合繊の品¥1050の品です。

先ほどの金封を、最後に可愛い刺しゅう模様が見えるようにしてピンクの小風呂敷に包んでみました。

 

こうして心を包んで相手にお出しするのが礼儀なんですよ・・・・・

 

そこで今日は包み方にも意味があることを紹介してみます。

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この図は今月の 「あ・うん」 に図で簡単に書いた慶弔による包み方の違いです。

着物の着方と同じで、慶事の包みは右包み。

着物の衿を反対にすると死装束 (しにしょうぞく) にります。従って弔事の包みは左包みにするのが作法なんですよ。

そして、図の4番目のたたみ方にも意味があります。

慶事は先に上を折りたたみ、その次が下を折りたたむ・・・・これは 「受ける」 の意があります。

弔事はその反対のたたみ方をします・・・・これは 「頭を下げる」 の意があります。

 

最近はそのようなことを教えてくださる方も少なくなり、このブログで紹介してみました。

日本の文化には、何事にも深い意味があることがお分かり頂いたのでは・・・・・・

 

そして、最後にご紹介するのが、夏のちりめん絽 (ろ) の小風呂敷き。(シルクの¥6500の品)

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名前の如く夏の風呂敷で雪輪 (ゆきわ) の模様を絞り染めした品です。

このような品は市場にはとても少ないんですよ。

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写真をアップしてみました。

等間隔に横の線が見えるでしょ ・・・・・これは生地が透けて見えるからなんですよ。

これが夏物の風呂敷です。

 

ひんぱんに使うものではありませんが、姓名のいずれかの名前を入れて一枚持っていると重宝するものです。

金封をこれに包んで持って行かれたりするとご自身の格も上がるのでは・・・・・

 

小風呂敷がふくさとして使える記事を纏めてみたのですが、言葉が足りないところもあったように思います。

一つでも人と人の係わり合いの中で、参考にしてもらえると嬉しいですね・・・・・・

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