とても温かい一日となり、日帰りで東京へ行ってまいりました。
大都会東京は交通網が複雑で田舎暮らしの私には苦手な土地ですが、どうにか目的を達成することができました。
最初に訪れたのは、私が東京で開きたいと考えている展示会場の下見。
お借りしたいと考えている会場は地下鉄人形町駅より徒歩4分くらいのところにある仕入先の会社の2階で、その会場がこの店の売場面積よりも広くて驚きました。
とても綺麗な会場ですが全てのスパースを埋めようとすると、かなり商品料が必要となります。
それに私一人で切り盛りすることにも無理があり、正直なところビビりました。
心の内では、5月20日(土)・21日(日)の二日間を東京での展示会にしたいと考えていますが、もう少し内容を検討する必要がありそうです。
度胸がいりそうです。
そして次に訪れたのが、日頃から大変お世話になっている竺仙さんが、2023年の新作ゆかたを浅草・浅草寺近くの会場で発表するとのことで足を運んでみました。
東京会場にお邪魔するのは初めてのことで、近郊のきもの専門店さんの中にはお客様とご一緒にお越しになられている方もいて、この後に開かれる京都会場とは違って見えました。
ゆかた関係の商材はコロナ禍で3年間不振ではありますが、ゆかたの品揃えをする以上は竺仙さんの新柄を足さなくてはなりません。
そんな想いがあっで足を運んだわけで、ことしもこだわりのゆかたを注文させていただきました。
これらの画像は、注文を入れてた新作ゆかたで、今年も竺仙さんのゆかたにこだわってみたいと思っています。
ひとつ気のかかるのは、物価の高騰もあってか、全ての商品が一割近く値上がりしていましてね~
考えさせられるところがありますが、それだけに丁寧に扱わなければならないと思った次第です。
2月の初めが京都会場となりますが、京都では注文を入れたゆかたが間違っていなかったかを確認する場にしたいと考えてます。
取りあえず東京での目的を終らすことができた私は、展示会場から歩いて1分くらいところに浅草寺周辺を散策してみることに・・・
温かくて晴れていたこともあるのか、人で溢れていて、それも着物姿が目に付きましたね~
だけでその着物の多くは、私たちの世界にある着物ではありません。
温泉地の宿へ行くと皆が同じようなゆかたを着るのと似ていて、観光地巡りのルーティーンの着物って感じでした。
レースの無地のきものが特に目に付きましたが、その様子を写真に収めたのでご覧ください。
私たちの地域でこのような着こなし方を目にすることがないので、微笑ましく思えるところもありましたが、何かが違うような気がしてなりません。
なのに楽しそうな表情を見ると、専門家としては複雑な気持ちにさせられます。
散策していると浅草に呉服店さんが並ぶ商店街の一角がありましたが、商品の品揃えが私の店とはまったく違っていて、「所変われば品変わる」とは、このことをいうのでしょう。
私には観光客に絞った品揃えに見えましたが、着物に関しては物足りなさを感じていました。
ということで今日の一日を終らせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。