【店主の呟き】
新しい月、7月が訪れました。
私たち着物業界は7月、8月を盛夏と呼んでいて、この盛夏に着る着物を「絽」や「紗」の着物と呼んでいますが、一年中で最も暑い時期とあって暑さ対策が欠かさなくなって来ます。
店としても暑さ対策となる和雑貨を揃えるようにしていますが、そんなことよりも「ゆかた」を軸とした店に興味を持たれるみたいで、暑さ対策にふさわしい品揃えが手薄になっていると言えるでしょう。
きもの以外にどのような品があるかといえば、夏を印象付ける素材や模様の「麻のれん」や「タペストリー」であったり「風鈴」などの和のインテリアであったり、和柄Tシャツやヒール下駄になるかと思っていますが、本日新作の「うちわ」が入荷したので紹介させていただきます。
【お洒落なうちわ】
そのうちわが この画像に写る品で、熟練の手張り職人により、一本一本丁寧に作られた丸くて愛らしいうちわです。
素材は美濃和紙と天然竹から作られていまして、本体の大きさは W225×H415㎜。
これがなんとも言えない魅力を放っていて、お部屋のインテリアとしても使っていただけるものだと思っています。
【夏のインテリアにもなるうちわ】
うちわ一つ一つに包装がしていありまして見にくいかもしれないが、上が「蕃茄(ばんか)」で緑が「傘おばけ」だそうです。
お洒落な感性が漂っていると思いません・・・。
こちらの商品を「小丸うちわ」と言って、種類を用意したつもりでいましたが、入荷と共に私のお気に入りの模様が次から次へとお嫁入りしまして、届いた時点で映像を残すことができなかったことを反省しています。
これまでうちわと言えば広告が入ったもので、ただでもらったものが多くあって面白みを感じるものではありませんでしたが、このようなうちわだったら人に見せたくなるうちわだと思いません・・・。
【おばけシリーズのうちわが人気だとか・・・】
仕入先の担当者は「おばけシリーズ」が人気だと言ってましたが、夜のゆかた姿にこちらの「おばけうちわ」を手にしていたら面白いでしょうね~
インスタ映えもするかと思えるので、お一つ手にされて ゆかたとセットでひと夏を楽しんでみてはいかがでしょう。
3日に京都に出張するので、時間があればこちらの仕入先にも足を運びたいと思っていますが、このような和雑貨の商品が店内の並ぶと店内が彩りが柔らかくなって、新規のお客様にも楽しんでいただけるだけに歓迎したいのですが、長引くコロナ禍と材料費などの高騰から新商品が作れなくなっていて、新しい商品を探しています。
きものと和雑貨の両輪を動かしていくことは甘くありませんが、これからも珍しい商品を探し続けて、心に響く品を見つける事ができたときには、ブログから紹介させていただきたいと考えているので楽しみにしていてください。
そして7月の京都は来年の干支飾りが一斉に発表になるので、注文を入れたいと思っていますが、私としては干支以外もので魅力的な品を見つけることができればと期待を寄せているところです。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。