令和6年の干支飾り「辰」を注文する・そして稲盛和夫氏の本から元気をいただく

令和6年の干支「辰」

【店主の呟き】

 

7月3日となれば季節は夏なので京都が暑いのは当たり前のことなのに、ここ数日、エアコンの効いた店内で仕事をしていたこともあり、太陽の日差しがきつくて水分補給しながら仕入先を廻って歩いた一日でした。

 

一般的に和装業界は年間を通して夏場の商いが最も厳しい月とされていて、そのことを裏付けるかのように何処の仕入先も勢いが無くて、同業者も京都に入っていない感じがしました。

 

いつもブログで呟いていますが、仕入先を廻っていてワクワクさせてくれる商品が年々作れなくなっていて、仕入れ係としては物足りなさがありますが、これが現実なのでしょう。

 

電車の中で京セラ創業者・稲盛和夫氏の本を読んでいたこともあって、この現実に不満に思うところがありましてね~

 

その本の中の一節に、人生の在り方について「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」の方程式を解いているページがありまして、熱意と能力はゼロからプラス100までの数字しかないが、考え方はマイナス100からプラス100までの数字がある。

それが掛け合わさるというところがミソで、どれほど熱意や能力が立派でも。考え方がマイナスならすべてがマイナスにってしまう。

 

この仕組みを私のような凡人にも分かるように書いてありまして、とても興味深く受け止めていたのですが、仕入先を廻ってみると業界の考え方がマイナスになって見えてしまって、少し寂しい気持ちになってしまいました。

 

 

【京都・祇園祭】

 

 

 

京都・祇園祭京都・祇園祭 

7月の京都は今月一月間が祇園祭で、今朝一番に出向いた仕入先の前の道路で小さな子供達が小さな鉾を引いていまして、なんとも風情ある伝統行事に心が奪われました。

 

多くの人が集まっていた訳でもなく、それが返って新鮮に思えて京都の横顔を見ることができたのかのしれません。

 

 

【令和6年・「辰の木目込み人形」】

 

 

 

令和6年の干支「辰」
令和6年の干支「辰」

 

この夏真っ盛りのお祭りを見た後で、私は来年の干支となる「辰」のお正月飾りが仕入先数社で一斉に発表となり、その商品を選ばなくてはならなくてね~

 

このギアチェンジは前もって心の準備ができていないと焦点が合いませんが、数日前から注文を入れるつもりでいたので、しっかり見てまいりました。

そして注文を入れてまいりました。

 

その一部をここで紹介させていただきます。

 

 

【張子の辰/お正月飾りが発表になる】

 

 

 

令和6年の干支「辰」
令和6年の干支「辰」

 

 

 

令和6年の干支「辰」
令和6年の干支「辰」

 

 

 

令和6年の干支「辰」
令和6年の干支「辰」

 

 

 

令和6年の干支「辰」
令和6年の干支「辰」

 

ほんの一部を画像で紹介させていただきましたが、この干支飾りも作られている種類が激減していて、コロナ禍の爪痕が尾を引いている感じがしました。

 

店としても何処まで追いかけたらいいのか戸惑うところがありますが、そんなことを言っていても何も変えられないのが現実で、心が動くままに注文を入れてまいりました。

 

店頭に並ぶのは10月の中旬から下旬になりそうですが、今年もいつもと変わらず頑張ってみるつもりでいます。

 

長い一日が終るところまで来ました。

そして、ようやく肩の荷が軽くなりました、

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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