【店主の呟き】
午後3時過ぎ頃からだったと思いますが、店内は急に忙しくなり始めて、お客様の来店が続きアメリカ人の女性の来店があったかと思えば、東京在中の方がゆかたを見に来てくださったり、電話での商品の問い合わせなどもあって忙しくしていました。
それまではゆかたパーティーに出席されるお客様と世間話しながらゆったりした時間を過ごしていただけに、緊張が走りました。
土日は一人で店を守っているので、お客様の対応に慌てることもありますが、今日はアメリカ人の女性達ともゆっくりお話をすることができて素敵な一日だったように思っています。
そして今日、最後にお越しになっていたお客様は近く広島で結婚式があるそうで、留袖の合せる帯を見て欲しいと袋帯を3本持って相談に来ていらっしゃいましたが、お話を聞けば、2ヶ月前にご主人が急死されたとのことで、その寂しさを打ち明けてくださいましてね~
私も妻を亡くしたときの寂しさを経験しているだけに、お客様の寂しさが少しだけ分かるところがあって話し込んでしまいました。
前向きなお客様でご主人を思う気持ちに教えられるところがありましてたが、何故か今日は店が談話室になっていた気がします。
お客様はどのように思っていらっしゃるか分かりませんが、この店が憩いの場になっているとしたら、それは私が目指す理想の店作りで、お客様の笑顔から自分が元気をいただけることがとっても嬉しいんですね~
いい年をしてと言われそうですが、そこに信頼と安心があるかと考えると見逃すことはできません。
郊外の小さな店ですが、「人が集まる交差点」となれたら素敵でしょうね~
【夏休みモードになったいち日】

夏休み額 仕込み価格¥19800
本日一番のお客様は長女の家族でお盆の過ごし方の話もあって店に寄ってくれました。
私達の家族は全員が集まる日を年間で3回くらい設けてまして、皆で何をするのかという話です。
店のお盆休みを8月13日(日)~15日(火)までと考えてまして、13日に皆が集まって孫が自然の中で体験が出来るプランに絞られた感じがします。
長女とは来年は北海道に行けたらという話にもなりましたが、仕事ばかりしている自分だけに、年に数回のことならコミュニケーションが図れる場を大切にしたいと考えていて、同時に自然の豊かな土地でリフレッシュできたらと思うと心が躍ります。
何故か今日は仕事から心が離れていて、こんな日もあることをここに記事にした次第です。
明日はゆかたパーティーのことについての準備や県外から相談に対応できればと思っていて、7月最後の日を締めくくるつもりでいます。
私自身の日記となってしまいましたが、今日はこれで終らせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







