「長羽織」がどうしてお洒落なのかを語る・そしてお客様に送るラブレターを書き上げる

これからの季節に長羽織があるとお洒落かと思います

どうにか来月20日(金)から開催する神無月の会での「帯展」をお知らせるのチラシの構成を終えることができました。

 

毎日神無月の会をどのように纏めたらいかを悩んでいて、朝起きると「お客様に喜んでいただけることって、いったい何なの?」

その答えを探し続けていましたが、心に響くようなやり方を見つけられずにいて時間ばかりが過ぎてしまいました。

 

この帯展では職人さにや作家さんが店まで来ていただくということも適わず、実演や体験コーナーを準備することも出来ず、遊びを会の中に取込むことができなかったことを残念で、紹介させていただきたい商品そのものをダイレクトに伝える会となりそうです。

 

となれば、帯の数々をどのようにして写真に収め、そしてその魅力を言葉に替えていったらいいのか。

私のプレゼン力が試されるもので、まさにお客様に送るラブレーが明暗を分けることとなりそうです。

 

今朝も自宅を出る前に「お客様に喜んでいただけることって 何なの?」

妻が宿る仏壇の前で問いかけてましたが、ありのままの姿を誠実に言葉にするしかないと、迷いを取払ってチラシの構成に臨んでました。

 

案内状やチラシを外注に出して創るのではなくて、自分たちで創るというのはとてつもなくエネルギーが要りますが、そのことで会を開く事への愛情が湧いてきて、多くの人に見て欲しいとう気持ちが大きくなるんですね~

 

てっぺんに向けて歩き始めたばかりなので、後は自分を信じて全力を尽くすしかありません。

どうか皆さんのお力を貸してください。

 

さて、この3連休は日を追うごとに来客が増えて来ましたが、和装でおしゃれをしようと考える人は誰もいなくて、和装小物で足りないものがあったから買い求めに来たとか、着物のシミ抜きや半衿の取り付けの相談をいただいたりで、消費に力強さがないことがとても気がかりでなりません。

 

連日の暑さが影響しているのかもしれないが、考えさせられるところがあります。

 

 

【長羽織ってお洒落アイテムなんだな~】

 

 

 

これからの季節に長羽織があるとお洒落かと思います
これからの季節に長羽織があるとお洒落かと思います-

 

こちらの画像はこれからの季節にあると便利な長羽織をコーディネートしたみた画像です。

羽織裏がつく羽織なので、袷の着物に合わせる秋冬物だとお考えください。

 

ここでは黒地の紬小紋に紅葉の色合に近いローケツ染小紋を長羽織として見立てたものです。

 

店としては、これからの季節を楽しんでいただくためにも長羽織が必用かと思っていますが、この北陸の方々は羽織を欲しがらないんですね~

 

羽織を勧めると「車で移動するから羽織は入らないわ!」と、逃げられてしまいます。

 

お洒落な着姿を考えたときに、冷たい風が吹いていても帯出しで移動を図ることに理解できずにいますが、今年5月に東京で展示会を開いたときに、お越しになったお客様の着物姿に長羽織をしていらしたことを思うと、東京の方の移動は電車を使うために、コートよりも羽織方が機能性があってお洒落な着姿になることに気づいていらっしゃるに違いない。

そのようなことを感じたしだいです。

 

そしてその展示会で紗の単衣羽織が2点お嫁入りしたことを思うと、着物の着こなしに羽織が必用なアイテムになっていることに気づかされました。

 

長羽織は羽織ると着姿が逆三角形になり締め付けもないので、着姿が細くなって見えてとても綺麗なんですね~

歩くと羽織の裾が膝に当たって“ユラユラ”

このはんなり感がとても色気があって格好いいと思っているのは私だけでしょうか。

 

なんとか北陸の地でも長羽織がお洒落であることをお伝えできればと思っていますが、興味をお持ちでしたらいつでも相談ください。

 

そのことを伝えたくて記事にさせていただきました。

 

では今日はこれにて・・・
お休みなさい。