能登半島地震で被害に遭われた人達のお役に立ちたい・何ができるのかを考える!

ほっこり地蔵 店主のひとりごと

今日から仕事始めという人が多いのではないでしょうか。

 

おそらく、人が集まれば何処も能登半島地震の話になっていたのではないでしょうか。

石川県に住んでいる人は能登方面にご親戚や仕事仲間がいたりして繋がりを持っていて、その衝撃は計り知れないところがあります。

 

そんな折に、店の和装小物に品切れとなっている品がありまして、成人式を前にしてご迷惑をお掛けすることがあってはならないと思うところがあり、不足している商品を補充するために、金沢の問屋さんまで足を運んでみることに。

 

その会社にお邪魔してみると、早速今回の地震で危害が拡大している能登半島地震の話となりました。

 

能登半島にもお得意先があることから、彼が言うには、被害に遭った土地で商売をしていくことが難しくなり、コロナ禍での痛手もあり廃業する先が増えるんではないかな~

 

考えてみたら復興までに数年かかるだろうし、ネットに力を入れていれば、これからの企業努力でなんとかなるのかもしれないが、地域密着の店だとしたら、安定した暮らしが戻らない限り呉服店として続けていけなくなるというのは分からない話ではありません。

 

高齢化が進んでいる街で、観光資源は奪われて、仕事も住む家も失っていたとしたら、この先どうして生活を建て直したらいいのか分からない。

勤め人も、自営業者も、会社経営者も経験したことの無い現実の中で不安に襲われていているに違いありません。

その中で呉服店として地域と密着していくことは、お金も勇気もいることです。

 

かなり難しいことなのかもしれないが、私だったら、地域の人達の生活が安定するまで、呉服店の看板を後ろに下げて、生活者が必ず必用とされている、寝具関係や下着類に靴下などの生活必需品を取り扱う店に替えていくことを考え始めると思います。

 

そのことをステップに、5年後になるのか、10年後になるのか分からないが、呉服店を再開することを目指してみたい。

 

夢話し終るとしても、そんな強い気持を持って、この難局を乗り越えなければありません。

 

 

【負けないで頑張ってください】

 

 

 

 

ほっこり地蔵

ほっこり地蔵

 

一方で、被害に遭っていない私たちが同じ県民として何ができるのかも真剣に考えなくてはなりません。

 

まず一段階として義援金箱を用意させていただきましたが、被災地の救済物資は、行政や大手企業にお任せして、もう少し落ち着いたら街の復興に必要な人の手が必要となるので、ボランディアとして被災地の応援団が必用とされるでしょう。

 

それができる人は限られるので、必用なものや、住宅の修繕費としても使える「お金」という義援金ではないでしょうか。

店からも少ばかりですが、義援金をさせていただけたらと考えていて、復興に役立てていただけたらと思ってます。

 

この義援金ですが、長年商売をしていると、使ったお金に対して見返りを求めてしまうところがあって、見ず知らずの人にこれからの生活の足しにしてくださいという寄付のううな「お金の使い方」に、違和感が全くないといえば嘘になります。

 

なのに、災害が起きたときにいつも思うことは。もしも、その土地で自分が災害に遭ったとしたら、大切な家族の命を奪われたら生きる力を失うでしょう。

そんなときに小さくても支援の手が届いたとしたら、感謝する気持を生きる力に替えられるかもしれないと思えるからです。

 

理想と現実がかけ離れているのかもしれないが、誰かのお役に立ちたいと想う気持が背中を押すんですね~

きっとそれは、これまで見知らぬ人の為にお役立つことをしてこなかったことに気づかされているのかもしれません。

 

そのことに加えて、これまで私は多くの人に助けられてここまで来ることができました。

そのことにも感謝したいと思っていて、いろんな想いが交差した一つの形が義援金ということに落ち着いているのかもしれません。

 

とにかく、一日も早くライフラインが戻り、温かな食事とお風呂に入れて、温かな布団で眠れる場所を手にできるまで、県民の一人として、微力ながらも力になりたいと思っている私です。

 

それではこれにて・・・
お休みなさい。

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