黒地の帯で京紅型を整えるコーディネート・そして初めて作った雛人形展のDM

 3日間、寒さと雨が続いていたこともあり、秋晴れの気持ち良さが身に染みる一日ではなかったでしょうか?

 

店は私一人だったもので、暖かな日差しを浴びることができませんでしたが、外の明るさに心も晴れます。

 

そんな私の一日は、初めて試みるパソコンからのDM作りです。

 

お恥ずかしい話しですが、手書きでDMを作ることがあっても、パソコンからとなると家族に頼っていて、これまで自分で操作したことがありません。

 

近くに便利な人がいると、つい、頼ってしまいますが、いつまでも人任せでいるいる訳にもいかず、これからのことを考えると習得しなければならないと思い、商工会の人にアドバイスをいただいて作ってみました。

 

パソコンを手足のようにして使いこなす方からすれば、この時代にそんなこともできないのかと笑われそうですが、おじさんの世代はこんなものです。

 

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そして出来上がったのがこちらのDMです。

 

 

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12月7日から14日までの期間に開催する「木目込み雛人形展」です。

 

教えてもらった記憶をたどりながら操作を繰り返し、この映像がプリンターから出てきたときは嬉しかったですね~

 

初めての割にはうまくいったと満足していますが、なにかにつけてデジタル作業は呑みこみが遅く骨を折ります。

 

こんな状態でパソコンを動かしている訳ですから、先々のことを考えると心細くなります。

しかし無視できない現状があり、時間がかかっても一つ一つ自分のものにしたいと思っているところです。

 

 

 

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今日は京紅型の小紋をコーディネートしてみました。

 

ちりめん地に辻が花っぽく染められた着物は、京紅型にこだわる「栗山吉三郎」さんが染められた品で、味わい深い魅力と力強さをを秘めております。

 

そこでこのグリーン地の着物にどんな帯を向かわせたらよいのか少し迷いましたが、着物柄のボリュームに負けない黒地の趣味性の高い染め帯を合わせてみました。

 

柄と柄がぶつかる感じがするかもしれないが、塩味が効いた黒地がうまくまとめていると思います。

グリーンの葉の色も着物の色と繋がり、色の強弱が一体感を生み出しているのではないでしょうか?

 

来客があり、帯〆帯揚げを合わせることができませんでしたが、古典柄ゆえ、街着として違和感なくお召しいただけることでしょう。

 

黒地の帯で整えるという、一つの合わせ方かと思いますが、参考になれば幸いに思います。

 

今日はこれにて・・・

お休みなさい。

 

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