毎日バタバタしていて、使った時間に対して、何か結果を残せたのかと自分に問いかけてみると、すべてが中途半端。
特に4月開催に【復興展】の販促物作りに手こずってまして、自分の不器用さに呆れています。
ここが自分らしいところなんで、二つ一緒に仕事をこなせないところがありまして、3月の店作りが少し遅れて気味と言えるかもしれません。
焦りは禁物です。
じっくり構えて最も重要なことから事が終えるように必死になって頑張っているところです。
昨日のブログ記事で復興展で紹介させていただく能登上布と牛首紬のことについて触れましたが、もう少し牛首紬のことを語りたくて記事に採り上げてみることとしました。
【先染め牛首紬を彦根更紗帯で合せる】
今日はぐずついた天気で寒さも残っていまして、このような日に先染めの牛首紬をお洒落に着こなせたらと、灰色に縞の先染め牛首紬に彦根更紗の染帯で組み合わせたら、これがとても魅力的でしてね~
縞の着物って元々お洒落感のあるものですが、控えめな色に細縞となれば地味に見えたりするこのではないでしょうか。
その点を強みに変えるとしたら、力のあるえる色合の帯を持ってくると、シックな色合の着物がバランスがとて上級者といえる着こなしへと替わるんですね~
【上級者の着こなし】
力のある帯というのは赤い帯とか黄色などの奇抜な色のことを言うのではなくて、着物に対して色合のコントラストがハッキリしている帯やスッキリした色の帯〆に力を感じていて、着こなしに変化が生まれるんですね~
言葉で伝えにくいところがありますが、黒地の紬地に多彩な色を使って描いた彦根更紗の模様がコーディネートの魅力を引き出していて、大人の着こなしになっていると思います。
【輪島市の花「雪割草」を加賀染め足袋で創る】
装いのお洒落感は着物と帯の組み合わせだけでなく、こちらの雪割草と雪の結晶の加賀染め足袋が加わると、優しさが加わって、大人可愛い着こなしになるのではないでしょうか?
能登半島の復興にいくらかでもお役に立てないかと考えて、七尾市の花の「菜の花」と輪島市の花となる「雪輪草」を加賀染ま足袋として数日前に発表したばかりで、4月の復興展まで加賀染め足袋を注文いただいたお品代の半分を能登半島の復興支援として寄付させていただくこととしました。
この二柄を加えた全15柄を復興支援対象商品とさせていただきます。
発表したばかりなんですが、今のところ順調に注文が入ってきていて、私のような者でも復興のお役に立つことができていることに喜びを感じている次第です。
ご注文を入れてくださったお客様には心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
途中から話題が脇道にそれてしまいましたが、復興展に出品させていただく牛首紬は夏牛首も含めて袷の牛首紬や単衣物も出品させていただくつもりでいます。
なので何かお探しの色や模様があるようでした、前もってお聞かせください。
ご要望に添える品揃えができるかと思っています。
さて明日は京都で「京都ギフト・ショー」が開かれるので娘と2人で向います。
娘と共に京都に入るのは初めてのことで、和雑貨関係の仕入先を「京都ギフト・ショー」で見つけ出せないかと考えて見に行くものです。
会場の雰囲気を味わうだけでも娘にはいい勉強になるかと思っています。
ブログで明日京都へ向うことを呟いていたこともあり、夕方に京都のお客様から近くでお会いでできないかとの電話がありまして、時間を調整してお目にかかれればと思っていますがどうなることでしょう。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。