平日はザワザワとしている店内ですが、週末になると来客が透くなることをとても気にしています。
お客様が少ないということは、私がやりたい仕事を優先することができましたが、季節が大しく変わろうとしているので季節を先取りした提案が求められます。
そのことと平行して4月19日(金)からの【復興展】に向けて、お客様へのアプローチも必用とされているので、心の中は気忙しくいしていますが、どのような状況であったとしても段取りが全てかと思っています。
とはいうものの、前に進むというのはエネルギーのいることで、老体にムチ打って頑張っているところです。
【単衣用の加賀友禅訪問着】

単衣用の加賀友禅訪問着
この画像は単衣用の訪問着として作られた加賀友禅の着物になります。
作品名が「やなぎ」となってまして、ブルーグレーという色合も含めて爽やかな着物だと思いませんか。
この画像から着物全体に縞模様が浮かび上げっているかと思いますが、これは生地に清涼感を出すためにタテ糸の入れ方を工夫していて、それが縞柄となって浮かび上がっているものです。
袷物の越のある生地とはまったく違っていて、柔らかなチャリシャリ感からも5.6月頃から9.10月頃まで来ていただける訪問着になります。
【加賀友禅訪問着に合わせた手提バッグ】

藍染めの手提バッグ
こちらの訪問着に藍染めの手提バッグを用いてコーディネートをさせていただくと、とっても収まりが良くて、訪問着が柔らかな雰囲気になったように思えますが、皆さんはどのように受け止めていますか。
やなぎが風に揺られている様子が見てとれて、このアッサリ感が私としては好きな着物です。
【復興展】では、加賀友禅も袷物から単衣物まで、お求めやすい価格にて紹介させていただきたいと考えてますが、何か探している着物や帯があるようでしたらお聞かせください。
前もってお聞かせいただけたら、復興展に合わせてご要望に添える商品を準備できるかと思っているので、気軽に相談ください。
【復興支援商品として発表した加賀染め足袋】

復興支援商品/加賀染め足袋「雪割草と菜の花」
今回の復興展では復興支援商品として新たに、こちらの「雪割草」と「菜の花」を発表させていただきましたが、この足袋がとても評判が良くて嬉しく思っている次第です。
特に「菜の花とてんとう虫」が人気かな~
4月の復興展では石川県で作られている「加賀友禅」や「能登上布」そして「牛首紬」の3本柱の商品については、売上金の5%を復興支援として寄付させていただきますが、加賀染め足袋は最初から復興支援商品として作らせていただいたもので、売上金の半分を寄付させていただきます。
発表と同時にお客様からの注文を取らせていただいていますが、オンラインシップからも注文が入ってきていまして、とても嬉しく思っている次第です。
時間が経つと、この企画も間延びしてしまうとことがあるので、ここに再び登場させていただきました。
どうか皆さんのお力をお借りして、被災地が一日でも早く安心できる生活が取り戻させららと思っていますが、微力ながらも頑張ってみたいと考えて企画を組んだものです。
どうかその趣旨をお汲み取りいただいて、県外からも【復興展】にお越しいただける事を願って止まない私です。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

はじめまして。きものふくしま店主福島正弘です。
石川県、金沢市のお隣の白山連峰が見えるところで着物と和雑貨を販売しております。
着物和装に携わって約40年。県内外問わず、全国の着物ファンの方々から様々な相談を受けております。
店主の紹介をさせていただきます。
昭和30年、福井県に生まれる。 昭和48年に京都の染屋で修業を積み、その後昭和51年に石川県の呉服店へ勤務。着物の世界に触れながら「いつか自分のお店を持ちたい」という夢を抱き続け、昭和61年に 「きものふくしま」 を創業しました。
創業当初は無店舗での経営からスタートし、10年目に念願の店舗をオープン。以来、着物ファンを増やすことを使命に、お客様とのつながりを大切にしてきました。
- 情報発信への取り組み 25年前から四季を楽しむ情報紙『あ・うん』を毎月発行。 20年前からは毎日ブログを更新し続け、新しいお客様との出会いを広げています。
- 技術と経験 約40年にわたり呉服業界で培った確かなコーディネート力には自信があります。お客様一人ひとりの個性を引き出し、着物をより身近に楽しんでいただけるよう努めています。
「きものふくしま」は、着物を通じて人と人を結び、四季の彩りを楽しむ暮らしを提案し続けています。
- 法人番号: 8220002000118
- 法人名: 有限会社きものふくしま







