暑い一日ではなかったでしょうか。
店は展示会の会場準備が必用とされていて、開店時からその仕事に入りたかったのですが、お客様かあったりして、なかなか予定していたる仕事を進めることができません。
月曜日の朝までには、店の奥を着付教室が出来るように十分なスペースを確保しなくてはならず、お客様がお帰りになると、気持を集中して散らかっている奥の特設会場で物を持ち上げでは移動場所まで持ち運ぶ、下ろしてから整理整頓の繰り返しを永遠に続けていて、小さな店舗の中を随分歩いた気がします。
夕方近くになって、気持を切替えてブログ投稿に使いたい写真を撮ることとしましたが、この写真取りが随分手こずってしまい、投稿がいつもよりも遅くなってしまいました。
こんな時、“手抜きをすればいいのに”という声がどこからか聞こえてくるのですが、手抜きをした仕事からはブログ記事を書くことができないんですね~
今日も一生懸命写真撮りをしましたが、私の熱い想いをつたえられるでしょうか。
【お洒落な夏のきものと帯】
記事に取り上げるのはこの琉球かすりのきものと麦わら帽子の帯です。
数年前にもよく似た帽子の帯を記事にしましたが、数ヶ月前に仕入先で発表されたこちらの麦わら帽子を見て即決です。
その帯が店に届いたことからきものコーディネートしてみました。
【新垣結衣が着た琉球かすりをきもの】
実はこの琉球かすりは昨年の「美しいキモノの夏号」で【新垣結衣さん】がお召になっていまして、そのこと知らずに仕入れたきものです。
【レモン色の琉球かすりを麦わら帽子の帯で合わせる】
今日はこのような感じでコーディネートさせていただきました。
新垣結衣さんが締めた帯とはタイプが違いますが、麦わら帽子という夏らしさが存分に表現されていて、とても素敵だと思いませんか?
【腹もコーディネート】
腹はトンボと虫取りの網が見事に刺繍されてまして、そこに夏物の帯締め帯揚げを入れてコーディネートしてみました。
装いの表情がとても豊かになって、大人可愛い着こなしとなったと思いません・・・。
【刺繍で描かれた麦わら帽子の帯】
それはなんといってもお太鼓の模様となる麦わら帽子で、この帽子を刺繍で表現しているところが最大の魅力かと思っています。
今回の復興展に出品させていただきますので楽しみにしていてください。
【お気に入りの日傘が入荷】
このコーディネートに合せていた日傘がこちらです。
麻素材の生地を藍色で柏葉あじさいの模様 を染めてから日傘として作られたもので、この色合がとても気に入っております。
【日傘のグリップ】
傘のクリップにベージュの房が付いていて日傘の表情を豊かにしているのではないでしょうか。
お値段は税込み価格¥33,000となります。
【能登上布のきものと角帯で男の着こなしをコーディネート】
こちらの写真は復興展に紹介させていただく予定の能登上布を男物の夏きものとしてコーディネートしたものです。
能登上布は濃紺に縞のきものを男物として見立てさせていただいたもので、角帯も能登上布の生地で作られたこだわりの一品です。
そのコーディネートに夏牛首紬の扇子を合わせ、茶人という下駄といろ足袋で足元を整え、巾着を歌舞伎の隈取り柄をあわせて、ダンディーな男を作らせていただきました。
好みがあることかと思いますが、参考になれば幸かと思っています。
今日はとっても疲れました。
簡単ですが今日はこれにて・・・
お休みなさい。