帰りの電車の中で携帯が鳴り、慌てて電話に出ると男性に声。
私が京都出張をする日は店の閉店を早めてまして、固定電話を転送で私の携帯に繋がるようにしていることから、営業の電話かと思ったら少し様子が違っていましてね~
席を離れてゆっくり話を聞いてみると、半衿の取付けをしてくれることを知り電話を入れたというのです。
受け賜っていることを伝え、どちらから電話をいただいているのかをお尋ねすると、「東京」だと聞いてビックリ。
半衿を取り付けたいのはご自身の長襦袢で、半衿を選ぶことが可能なのかの問いかけもあり、問題なく対応が出来ることをお話しさせていただいた。
相談者が東京にお住まいであることが分かり、
「今月11日・12日に日本橋で単独の展示会をさせていただくので、その会場に長襦袢をお持ちになっいただけたら、送る段取りは不要となり、半衿の色を目の前で確認することが出来るで、お時間が取れるようであれば足を運んでみてはどうでしょう」
すると相談者は「行けるかな~・・・」
予定が入っている様子だったので、明日改めて電話を入れさせていただくことをお約束して電話を切りましたが、不思議なご縁を感じてしまいました。
東京には、ありとあらゆる物が揃っていて、「情報」も「物」も 何でも手にできる大都会かと思っていたら、不便さを埋められない都会となっているんですね~
だから私のような者でも東京のきもの市場に入る込むことが出来るのかもさいれません。
今日は他にも京都駅で経験のないハプニングが起きてしまって落ち込みました。
この話題にも触れたかったのですが、今日中に記事が書き終える自信がなくて、気が向いたら、改めて記事にさせていただくことがあるかもしれません。
今日の京都入りは東京展の準備のことに必死になっていて、画像を撮ることを忘れていました。
【夏牛首紬】
なので店の戻ってから、東京展に出品させていただく夏牛首紬の画像を撮ってみました。
モノトーンに近い色合で織った縞柄の夏牛首紬となりますが、こうして、きものを立て掛けてみると、透け感が涼しく見せてくれていると思いません。
夏牛首紬と表示されていますが、着こなしのストライクゾーンは、7.8月の盛夏よりも、5.6月とか9.10月頃の季節が着こなししやすい紬かと思っています。
東京展では地元の強みを活かし、お求めやすいお値段で「袷物」と「単衣物」をパージョンアップさせて紹介させていただけたらと考えています。
【夏牛首紬を百合柄の刺繍帯で合わせる】
画像は、先の夏牛首紬を百合柄を刺繍した帯でコーディネートさせていただいたものです。
こんな感じで白っぽい帯で合わせること、見た目の涼しさが増してお洒落だと思わない・・・。
言葉が足りていませんが、そろそろ投稿を終えなくてならない時間となって、今日はここで終了とさせてください。
ではこれにて・・・
お休みなさい。