「お洒落は足元から・・・」というファション業界の格言のようなものがあります。
そのことを意識した訳ではないが、数年前に「加賀染め足袋」を採り上げると大きな反響がありまして、その後に「いろ足袋」発表するなどして、オリジナル商品を作ることへの面白さと足元のおしゃれにの興味を持ちははじめましてね~
昔からの下駄屋さんもこの地域から姿を消したこともあって、草履や下駄にもこだわるようになり、店にはいろんなタイプの草履や下駄を取り揃えています。
そうした中で、この春に会津桐から下駄を作るメーカーさんの存在を知ることとなり、新しい商品を準備させていただきました。
【ワインカラー「漆創作塗三味舟形草履」が入荷】
この画像もその中に一つで、会津桐を漆で創作した三味舟形の下駄となるものです。
このタイプの商品は通年履けることから店では草履と呼ぶようにしました。
これまで店になかったジャンルの草履ですが、店頭に出すと、こちらのタイプの商品がとても評判が良くてね~
仕入れ先とは今どきのスマホからのテレビ電話で商談をさせていただくのですが、この赤紫の台を画面で見たときに、夏場が過ぎても紅葉の時期やクリスマスシーズンにも活用していただける草履になると思えるところがありましてオーダーメードで作っていただくこととしたのです。
鼻緒はホースヘアの墨色系ですげることとしました。
ご主人のお話では納期が7月の末になるかもしれないと聞いていたのですが、昨日、店に届きましてね~
その仕上が、これまで取り上げて来たも草履とはまったく違っていて、今日の記事とさせていただいた次第です。
【ホースヘアの鼻緒ですげる】
ワインカラーの色合いで、草履台が長方形の三味形というのも個性的で、側面から見たときの船形という形も変わっていると思いませんか?
とてもお洒落で格好いいカジュアル系の草履かと思っています。
底はこのように、しっかりとゴムの滑り止めが付いています。
新しい商品だけにいろいろコーディネートしながら、お洒落な着こなしの提案をさせていただければと思っています。
お客様の中で、こちらの三味形の白木でLL寸の注文もいただいていて、新しく作っていただいていますが、とにかく人気商品となっていまして、夏場のお洒落を楽しんでいただいています。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。