時間が止る空間をむじゃ鬼と猫に香立てで作る・そして県外からのお客様の話

むじゃ鬼と猫のお香立て

身の回りの人たちがお盆休みとあって仕事に身が入らないでいる。

と言いながらも今日は8月号の情報紙作りを予定して、ネタ探しから始めたところだが、こんなにも遅れて作り始めたのは初めてかもしれません。

 

なのにネタ探しに時間を取られているとは、どういう事。

もう一人の自分が怒っていますが、一つのことを長年に渡して続けるということは本当に難しいことです。

 

これがお金をいただく仕事となるとより一層難しいところはありまして、斜陽産業と言われている私の仕事から言わせていただければ、お客様を飽きさせないで、常に関心を持っていただくことに頭を悩ます毎日で、ここを乗り越えて行かないと明るい未来は絶対に訪れてくれません。

 

どのことにも言えることで投げ出してしまったらおしまいです。

そのようなことを問いかけながらいましたが完成には至っていません。

どうするのと言いたいです。

 

二週間近く続いてパリオリンピックのせいにしたくありませんが、我が家での生活時間が替わってしまって、寝不足になっています。

そのことが疲れを読んでいて、体がだるくてしかたありません。

 

頭は使えないし体は眠りこけていて、しょうがないオヤジです。

 

そんな今日県外から二人のお客様が店のお越しになられていました。

午前中にお越しになられていたのは東京から方で、店の前を通ったら呉服店があることに気づいて店に寄ってくれたみたいで、挨拶をさせていただくと加賀友禅を見せて欲しいというのです。

 

お見かけした感じは私よりもお年を重ねている感じがして、30代くらいの訪問着をご紹介させていただくと、「地味だあわ・・・!」と言われてしまって、お見せする品がありません。

 

話を聞けば着物を着てパーティーや会議に出ることが多くあり、本物の加賀友禅が見たかったと話をされていたので、秋に東京で展示会を開くことを話すると、

 

「いつなの!」

 

11月を予定している話すと相手にしていただけなかったもので、後日、メールやラインで画像を送らせていただくわけにはまいりませんか?

そのような提案をさせていただくと、バッグから名刺を取り出して私に渡してくださったんですな~

 

その名刺を拝見させていただくと、ある組織の代表取締役会長となっていたのでビックリ!

 

車の運転をされていた若い男性の方が、その名刺を見て、下から2番目のアドレスを使うようにと言われまして、「NO」と言われなかったことに驚きがありました。

 

その女性の方は「もう少し見たかったのに・・・」と、男性の方に言葉をかけて店を後にされましたが、【地味じゃない!】との言葉に衝撃があって、いったどんが色柄の加賀友禅訪問着を紹介させていただいたらいいのか混乱しています。

 

上手い話はないことを承知していますが、お客様の話を信じるだけの価値はあるように思えて、お盆明けに紹介させていただきたいと思っている私です。

 

もう一人の県外からのお客様は、先日開催させていただいた「ゆかたでお食事会」に出席していただいた福井県のお客様です。

涙市にお求めいただいた着物の寸法のことと、選んで着物にご自身が持っている帯と合うのかを確かめたくて、お越しになったのですが、あいにく着物がパールトーン加工に出していて、その商品が戻って来ていないために、とても申し訳なく思っている次第です。

 

そのお客様は30代の方で、店のお客様の中ではお若い方でいらっしゃるのですが、その方がとてつもなく着物がお好きでいらっしゃって、話が弾んで楽しくてね~

とても勉強していらっしゃる感じがして、新しいタイプのきもの愛好家といえるのかもしれません。

時を改めて再来店していただくことをお約束させていただきましたが、選んでいただいた着物の魅力を何処まで生かしきれるのかが、私のミッションのように思えて、少しプレッシャーを感じているところです。

 

それにしてもこの店には「一期一会」の出会いが良くありまして、それをどう生かしきるかが、私の経営センス繋がっている感じがしてなりません。

 

甘い話は何処にもないのに、1%のご縁という可能性があるとしたら、そこに全力を尽くしてみたい。

それが私の揺るぎない考え方です。

 

お客様のお話をさせていただいていたら熱くなってしまいました。

 

今日はある作家さんの焼き物を紹介させていただきたくて、画像を納めたのに遅くなってしまいました。

 

 

【「むじゃ鬼」と「猫の香立て」に心を寄せる】

 

 

 

むじゃ鬼と猫のお香立て
むじゃ鬼と猫のお香立て

 

その商品がこの画像になります。

信楽焼だと思っていますが、長年に渡って取り上げさせていただいている「むじゃ鬼」というとぼけた鬼さんと、同じ作家さんの作品となる「猫の香立て」となります。

 

どちらも癒やされる作品だと思いませんか。

 

目が届く場所の一角にこのような商品が置いてあると、心を穏やかにすることが出来るのではないかな~

皆さん忙しそうに生活を送っているように思えるので、時間が止る空間を作ってみるというのはいかがでしょう。

 

見えてくる世界が変るので、一度試してみてください。

 

猫の香立ては、見て楽しむだけでなく、室内香を焚いて香りを楽しという側面があり、その場合、灰が落ちてもいいように灰皿のようなものが必用となります。

お香の香りにも癒やされるのでお勧めさせていただきたいです。

ちなみにお値段は税込み価格3,300円となります。

 

試してみてみると、私が言っていることがお分かりいただけるかと思います。

 

それでは今日はこれにて・・・

明日から3日間のお休みをいただきますが、ブログは明日以降も投稿を続けさせていただきます。

ではお休みなさい。

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