重大な被害を引き起こすかもしれない台風10号の動きが気になります。
九州にお住まいの方は気が休まらないと思いますが、どうか安全な行動を優先して台風に備えていただけたらと、遠くからですが願っております。
この台風が石川県にも来る恐れがあり心配していますが、8月は「危険な暑さ」、「ゲリラ豪雨」、「台風」と続き、自然の営みに日本中が振り回されている感じがします。
相手が自然なだけに受け入れるしかありませんが、地球温暖化が影響しているとしたら改めるべきことを世界中の人が共有しないといけないのかもしれませんね。
さて、店内は秋商戦に向けての準備に追われていましたが、ようやく一段落しました。
【和装小物コーナーを一新】
店内の模様替えで、最後となったのが和装小物コーナーで、秋商戦に向けて最も重要視している部門でもあります。
きもの愛好家が手軽に買い物を楽しめるのが和装小物かと思っていて、秋の着こなしに変化を持たせたいと、新しい帯留めをコレクションの中に加えるとか、長襦袢の半衿を白からカラー半衿に変えてお洒落を愉しむなど、小物の使い方で装いが変化することを着物を着慣れた方であれば、お洒落の「ツボ」を熟知していらっしゃいます。
ここにどう応えられるかで、店作りの明暗が分かれると言って過言ではなく、店としては和装小物を深掘りして、新規客を増やしていけたらと考えているところです。
特に店のオリジナル品として世に出した「加賀染め足袋」と「いろ足袋」にこだわりを持っていて、新たに加賀染め足袋の新作を発表したいと思っています。
他にもきもの愛好家が興味を惹く和装小物を探してこの店から情報を発信できればと考えているところです。
その意味でも和装小物コーナーに目新しい商品を品揃えすることが、仕入れ係の役割かと思っていて、9月の京都出張で新しい和装小物を見つけ出したいと思っています。
コロナ前とは着物業界が様変わりしていて、新しい商品を見つけ出すことが困難になっていますが、ここを乗り越えていかないと未来がないと思えて、9月京都出張の重要課題としています。
【木の葉模様に黒地染帯】
今日はこちらの着物コーディネートを紹介させていただきます。
単衣用の着物としても着ていただける縞柄の小紋に黒地の木の葉柄の染帯で合わせてみました。
派手さは何処にもないのに、何故か惹きつけられるところがあります。
縞柄のきものに黒地の帯となれば、小粋でお洒落な装いの代名詞ともなるものですが、描かれている模様が「木の葉」となれば、面白さが加わって「ドキッ」とさせられませんか。
静けさの中に女性の神秘性が秘められていて、着物を知る尽くした着こなしかと思っています。
この装いを銀座結びで外出されたら格好いいと思うな~
言葉が過ぎたかもしれませんが、秋のお洒落をそろそろ考えてみてください。
この店はそんな人達を応援させていただきたいと思っています。
それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。