【店主の呟き】
店内の模様替えが始りました。
私としては、店内が変ったと感じていただかるようなディスプレーができないかと知恵を絞ってみたものの、この店が飲食店に替わる訳でもなく、工夫はしたものの私が出来ることの限界を感じております。
それでもい順番に入口から順番に新しい店を出店したつもりで、品揃えの構成を変えながら商品の見せ方も工夫し、当店の娘たちが輝くことを一番に考えて模様替えを進めているところです。
【店のウィンドー】
こうしてブツブツ言いながら店を切り盛りさせていただいてますが、店作りをさせていただく中で最も重要に思っていることは「商品の魅力」と「クオリティの高いサービス」を何処まで追求出来るかということです。
商品は利益を生む材料ですが、同時に店のファンを創り出す力をを備えていて、リピーターとなる可能性も高く、信頼を深めていくだと考えています。
私のようなタイプはワクワクする商品に出会から始る訳ですが、どんな取り組みが出来るのかを最初に考え、そして実店舗とネットの両輪で販売方法を練り、それを実行に移すというシンプルなやり方を好みます。
そこに創意工夫が生まれて私の心を大きくしてくれるので、ワクワクさせてくれる商品は私を熱くする原動力となっています。
しかしそれだけではリビーター客となるものではなありません。
ここに「クオリティの高いサービス」というものが必用となるんですね~
目利きや見立てのセンスもクオリティの高いサービスの一つかと思っていますが、情報紙「あ・うん」の発行や着物を着る機会を作ることも重要な要素で、なにより誠実に物事を考えられる「経営センス」が絡み合って『クオリティの高い店』が作られ行くものだと考えています。
しかし着物業界を取り巻く環境は、高齢化が進み時代の流れについていけなくなっています。
全国に70歳を越えた経営者の呉服店がかなり多いと聞いていますが、物作りの職人さんも70歳を越える方が多くいらっしゃるみたいで、情熱を持ってこの仕事に向き合っている方が少ないことを或る仕入先の担当者が話していました。
その意味では“すき間だらけ”の業界といえるのかもしれないが、一方で新しい商品が作れなくなりつつあり、ここが頭の痛いところです。
大きな分岐点に立たされている訳ですが、この状態を見守っていても何一つ改善されません。
「幸せな生き方を臨むのであれば、『自らがその幸せを迎に行かないと』、幸せはを手にすることはできない!」と、考えるようにしています。
そう自分に言いながらいろんなことにチャレンジしていますが、思っているような結果を残せることってほとんどなくて悔しい思いをしてしていますが、ここの「学び」があって創意工夫が出来るのだと思っています。
【和雑貨から模様替え」
今は年末年始に向けての模様替えを始めていて、和雑貨と触れ合っていますが、この娘たちをどうしたらお客様の目に留まっていただけるかを一生懸命考えて商品構成させていただいています。
限られた店の資源を有効に生かすことを考えながら、心地よい心の豊かさをどうしたら伝えられるのか?
今日はそのことだけを考えて模様替えに時間を使っていました。
明日は木目込み雛人形を店頭に出したいと思っていますが、どんなディスプレーが雛人形に喜んでもらえるのかを考えて事に当たりたいと思っております。
私の日記となってしまいましたが、こんな日があってもいいのかと思いつつ今日を閉じることとしました。
ではこれにて・・・
お休みなさい。