着物が並んでいないコストコの売場を覗いてみて・そして娘たちに感謝したい一日でした

♥ 毎日ぐずついた日が続くと青空が恋しくてしかたまりません。

今年は例年いなく秋の深まりが早い気が致しますが、お客様の消費は残暑気分なのか客足の鈍さに頭を悩ませています。

そんな状況下の中、娘の家族に誘われてアメリカ生まれの会員制の店舗、コストコへ始めて行ってみたのですが、雨の降る中、続々と駐車場に車が止まり、倉庫のような売場には多くのお客様が入っていて、別世界にいるような気持ちになりました。

驚いたのは店舗の大きさと、積み上げられて商品の量ですが、そのことよりもお客様の消費意欲でした。

珍しい店が地域に出店したことが集客に繋がっているのかもしれませんが、これまでの店作りの固定観念を打ち破る商品の打ち出し方に、時代の変化を見せつけられた気がしました。

ひと通り店内を回り、「ここには着物はない!」と、競合店とならないことを安心して一足先に店に戻ったのですが、戻った店にはお客様はいなくて、コストコとの違いに打ちのめされました。

お客様の入りをコストコと比較することが可笑しいのでしょうが、新しい店舗や商品の魅力に惹きつけられるのが消費者心理です。

昔も今も変わっていない心理なのに、惹きつける魅力が足りていないことを認めなくてはならないかと思うと頭が痛くなります。

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 さて、店内では今週の11日・金曜日から始める「絵と言葉の力展」の準備が整いました。

総点数で35点の藤直晴さんの作品が並び、入る店を間違えたかと思わせるような空間が広がったではありませんか。

 

すでに売約がいくつか入って、目にした人の心を捉えた感じがいたしますが、会を開く前の準備が遅れてしまって事前の予告がまったくできなくてね~

お客様にDMも送れなくて、店頭の看板とネットからの案内に止まる状況下の中で会を開かなくてはなりません。

後手になってしまった企画だけに心配でなりませんが、このブログをご覧になられた方で、お近くにお住まいの方は気軽に覗いてみてください。

気分転換が図れるかと思っています。

会期は16日(木)までの一週間で普段どおりの営業時間である午後7時までで、休まず営業しております。

午前中は長女の家族とコストコへ行ってみましたが、夕方近くに、次女と孫が店に来てくれましてね~

パソコンの操作で分からないところを教えてもらうために来てもらったのですが、そのお礼に夕食を誘うと、旦那が夜勤とあって一つ返事。

「お寿司食べたい・・・!」というもので、閉店後一緒に行ってまいりました。

私と同じくらい食べていたのにはびっくりしましたが、主婦として節約しながら生活をしていることが伺えるものでした。

ちゃっかり物で、逞しさを感じさせられる娘ですが、孫が生まれてけら娘と触れ合う機会も増えて、私の足りないものを補ってくれていることに感謝しております。

一緒の生活している時は会話も少なく、何を考えているのか分からない娘でしたが、結婚して所帯を持つと、こんなにも変わるものなのかと思わずにはいられません。

私が頼りない分、子どもたちが自立できたのかも・・・

店は不完全燃焼で終わる日でしたが、交互に娘たちと関わりを持つことができて満たされた一日でした。

 

それではこれにて・・・

お休みなさい。

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