朝の天気が気になっていましたが、予定されていた町内の草刈りは予定通り早朝の6時半から行われました。
我家は私しかいないために皆さんとご一緒させていただきましたが、意外と早く終ったもので我家の草むしりをすることに・・・。
ほんの一部分しかできませんでしたが、ゴミ袋3個分を刈ることができたのも町会の草刈りがあったからできたことで、お陰様で気持のいい朝を迎えることができました。
店は東京展に向けての荷造り始めなくてなりませんが、その前に東京展の”見える化”に知恵を絞らなくてはならないと考えていて、今日は地元白山市で織られている牛首紬の情報を出したいと思います。
東京展では大きく分けて5種類の牛首紬を紹介させていただきます。
着物は ★先染め紬織の縞柄 ★後染めの小紋 ★夏牛首紬の3種類で、
帯が ★牛首紬を染めたおしゃれ袋帯 ★夏単衣用のおしゃれ袋帯の2種類となります。
その5種類の中から先染め紬織りの縞柄をアップしてみました。
【モノトーンの牛首紬】

モノトーンの牛首紬はモダン派にお似合いかと思います。
【白っぽい縞柄の牛首紬】

これから暑くなるので、白っぽい紬を単衣仕立てしてお召になるのも素敵じゃないかな~
【若草色の牛首紬】

新緑の季節でもあるので、若草色の牛首紬も素敵じゃないかな~
【グリーン地の牛首紬】

近ごろグリーン色の着物を欲しがる人が増えているので、グリー地の着物も悪くないな~
【オレンジ色の牛首紬】

毎日気が重くなるニュースばかりで、気持を変える意味でもポップなオレンジ色で着こなすというのはどうだろう~
【藍染めの牛首紬】

やはり牛首紬と言えば藍染めの糸を使って織った鰹縞の着物になるのかな~
他にも牛首紬の小紋もあるのに、織物の着物で迷ってしまって、どれをコーディネートしてみたらいいのか悩みましたが、こちらの2点をコーディネートしてみることに・・・。
【牛首紬でコンサートを楽しむコーディネート】

元気が出るオレンジ色の牛首紬で音楽コンサートを楽しくコーディネートを作ってみました。
音楽好きとなれば合わせる帯は楽器と音符柄の染帯が適当かと思ってバイオリン柄を合わせ、蓄音機と音符柄の加賀染め足袋で合わせ、大きめの山葡萄バッグ(税込み価格¥49,500)とカレンブロッソの草履でコーディネート。
【バイオリンと音符柄の染帯】

バイオリンと音符柄の染帯がコーディネートのポイントかと思っていますが、野外コンサートって感じになっているかもしれませんね。
明るい色の牛首紬ってそんなに多く織られていないので、ここに紹介させていただきました。
関東方面の方はシックな色合いの着物を好まれるので、これからの季節のことも考えて白っぽい縞柄の牛首紬でもコーディネートしてみました。
【白っぽい縞柄牛首紬を葛布の帯でモダンに着こなす】

そのコーディネートがこちらになります。
オレンジ色の牛首紬とは真逆で静かな組み合わせにしました。
合せて帯は「葛布ハ寸名古屋帯」の無地になります。
【葛布ハ寸帯】とは自生の葛(くず)の茎部分が青く節間の長いものを選び、皮の繊維を十分に処理し、糸につむぎ、織り上げで行います。
葛の糸は一体にあらく、そして太く、生地にこしの強さと張りをもたらします。
経糸(たて糸)には生つむぎの太糸を用い 染色しない自然の葛の糸と松煙染めした葛の糸で織り上げた特有の色合いと風合いをお楽しみいただけます。
そんなこだわれうの帯で合わせ、当店オリジナルのいろ足袋で趣を変えてみました。
【魔女の帯留めで装いを楽しくする】

葛布帯が無地であることから前を帯留めを入れて装いに表情を出して見ることに・・・
ここでは水牛の角から作った当店オリジナルの「魔女の帯留め(税込み価格¥12,980)」で面白さを加えて見ました。
使った三分締め色は紫で甘い色合いの装いを締める意味で濃い地の三分締めを使ってみました。
江戸の小粋さを少し表現できたかと思いますが、今回の東京展では牛首紬の品揃えが充実しているので興味をお持ちでしたら東京展を覗いて見てください。
本番前に時間があれば牛首紬の小紋や夏牛首紬もコーディネートしてみたいと思っています。
最後に牛首紬を地元価格のお値段を付けてますので、手にされる方は満足していただけるのではないでしょうか。
ということで今日の記事とさせていただきます。
ではこれにて・・・
お休みなさい。