ベートーヴェン交響曲第9番の帯で江戸小紋をコーディネート/開放的な朝のルーティーン

ベートーヴェン交響曲第9番の第4楽章で合唱付の帯できものコーディネート きものふくしまブログ

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住居が新しくなったことで、これまでとは生活がまったく変りました。

目が覚める真っ先にステレオの電源を入れて音楽を鳴らし、部屋の窓を開け外の空気を入れてから顔を洗い、そしてお湯を沸かし珈琲豆をひいてモーニングコーヒーを用意する。

これが目覚めのルーティーンとなっていまして、ゆったりした気分で音楽を聞きながら外の景色を満喫するという開放感はこれまでに無かった喜びとなっています。

周りに住宅が建っていないから味わえる世界かもしれないが、「自由」な時間を手にした気分でいます。

しかし自宅を離れると現実が待っていて考えさせられる事が少なくありません。

来客数が少ないこと、SNS効果が現われていないこと、次の一手をどうしたらいいのか、お客様は何を求めているのか、自分では判断ができないことが多くあり過ぎてスランプ状態になっています。

先を読んでここをどう切り抜けるかですが、夏でもない秋でもない状態に「準備をして待つ」という選択肢になるのかも・・・。

となれば「準備」が切り札となるだけに、今できることを見つけ出して行動に移すこに心がけること。

ここに神経を集めて時間を有効に使いたいと思っています。

【ベートーヴェン交響曲第9番の帯できものコーディネート】

こちらのコーディネートはひじき縞江戸小紋にベートーヴェンの交響曲第9番を帯にしたもので、”音楽を楽し秋”を演出させていただきました。

マニアックな着こなし方ですが、知る人ぞ知る帯の模様と云えるでしょう。

こちらの帯を目にした方は、「変った帯を締めているわ!!」みたいな感じで終るのかもしれないが、品の良さをがあって、江戸小紋のように個性が強くない着物と合せると、帯の模様が生きてくるのではないかと思っています。

【ドイツの詩人フリードリヒ・シラーの詩「歓喜に寄せての冒頭部分】

【ドイツの詩人フリードリヒ・シラーの詩「歓喜に寄せての冒頭部分】

帯びに書かれてある文字は「歓喜よ、美しい神々の輝き、エリジウムの娘よ」書かれていて、ベートーヴェンが第9番の第4楽章で合唱付のテーマとして用いたことで有名となったそうです。

帯の地色はネズ系の色で、年齢層が幅広くて、江戸小紋のような無地感の小紋に合わせると美しい着姿になるのではないでしょうか。

【腹の模様】

腹の模様

帯の腹の模様はこのようになっております。

季節感の無い珍しい帯の模様だけに、音楽の好きなからにオススメさせていただきたい帯です。

どうか参考にされてください。

それでは今日はこれにて・・・
お休みなさい。

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