大谷翔平選手の二刀流をテレビで見たかったのですが、展示会中とあって見ることができませんでした。
閉店後に彼の活躍を調べてみると、3本塁打に10奪三振・無失点の活躍でドジャースがワールドシリーズ進出を決めたことを知り本当に良かったと思っています。
テレビを見ながら応援したかったですが、今晩のニュースを見て喜びたいと思っています。
店の方は新聞を見て新しいお客様との出会いをいただく機会がありましたが、それが商いに結びつくというものではく厳しい側面がありました。
新しいお客様に店の性格を理解していただくことの難しさを感じていますが、ここからお客様との関係性が始るのでしょう。
焦る気持を抑えつつ、愉しんでいただけることを一番に考えて対応させていただきています。
全体的にお客様が少ない感じがしますが、明日が展示会の最終日となるので、足をお運びいただけたら嬉しく思います。
店の入ってくる着物相談として増えているのが、自宅にある着物を「いる物」と「いらない物」を種分けして欲しい依頼です。
着物に詳しい人が亡くなって着物の管理ができないので困っているとの相談で、日を改めてお伺いする予定でいますが、ここ数日で2件のお客様から頼まれていて、きもの専門店としてはなんとも複雑な気持で受け止めています。
一方で、お母さんの着物を娘さんのサイズの縫い直すという相談も増えていて、こちらは着物を大切にしたいという考え方で、シミや色ヤケがあったりして手直しが必要となりますが、見積もりをさせていただいてからお仕事をさせていただいています。
こうした相談が増えているということに、着物を取り巻く時代の変化を感じずにはいられません。
見方を替えるなら着物に対する価値観が変わってきているとも言えます。
お客様と接していて感じる事は、この店の特徴なのかもしれないが、カジュアル志向の方が増えていることです。
それも趣味性の高い商品が動いていることを考えると、きもの愛好家のために店が存在するという方向に向っているのかもしれません。
その意味でもこの先の店作りが問われますが、信念を持っていないと生き残れない時代になっていることだけは確かなようです。
【手織り牛首紬を愉しく着こなす】

こちらのコーディネートは地元白山市で織られている手織り牛首紬の横段ボカシ着物をメリーゴーランドの帯で組み合わせたものになります。
合わせた帯は型絵染作家の岡田その子さんの作品で楽しい気持になると思いませんか?
まさに大人可愛い着こなしと云えるものです。
【帯締と帯揚げでコーディネートを纏める】

明るい装いに魅力を感じていますが、この明るさを壊さないように紫系統の帯締と黄緑と紫の色が入った帯揚げでコーディネートを整えてみました。
着物を愉しんでいるって感じが見て取れるかと思います。
このような感じできもの遊びができたら素敵でしょうね~
江戸の粋は明日が最終日となります。
それでは、今日はこれにて・・・
お休みなさい。