小千谷縮を藍色のドット柄の麻帯でコーディネート・そして「出会いを探す日々」

 霧雨が降る涼しい日曜日となりましたが、昨日に引き続き雨模様となり、不完全燃焼の週末になった方も少なくないかもしれませんね。
日曜日の割には来客の多い日で、新規で能登方面から振袖と帯を持って、その振袖に合わせる帯〆帯揚げ、そして草履バッグなどの見立てを依頼されましてね~
新しいご縁をいただくこととなりましたが、これもブログが繋いでくれたご縁で、信頼に応えられる仕事をしたいと考えているところです。
このようにして、さまざまな地域から商品の問い合わせや、見立ての相談をいただけるようになりましたが、一方で、オンラインショップに商品を載せて欲しいとの声も届いていて、店作りの難しさを感じています。
今後の大きな課題になっていくと思いますが、現状でできる範囲というものがありましてね~
それにしても、ネットなしでは語れない店作り。
時代のスピードに乗っているとは言えませんが、細々とブログを続けていて本当に良かったと思っています。
毎日のことで負担になりますが、出会いを探す日々が途絶えることはないでしょう。
少し肌寒さを感じていますが、この時期になると着物は盛夏といって、涼感のある素材の着物や帯を着装される季節が訪れました。
そこで今日は麻100%の小千谷縮をコーディネートしてみたのでご覧ください。
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「夏はやはりこの色」と言わんばかりのブルー系でコーディネートしたものですが、帯がとても印象的ではないかと思います。
こちらの帯はドット柄を絞りの技法で防染し、藍色で染めた全通の麻帯です。
このシンプルさが装いを面白くしていて、ブルー系の色の強弱だけでまとめたことで、年代幅も広いのでは・・・
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可愛さが足りない方には、このように雨傘の帯留めを加え、肌色のドッド柄の麻の帯揚げ楽しい装いにしてみました。
とてもおしゃれでしょ・・・
三分締め以外はすべて麻素材でコーディネートしてみたので、爽やかさを味わっていただけるのではないでしょうか?
参考までにドット柄の麻帯は4万円代の価格で、夏着物にもなる浴衣に合わせることもできてお得かと思っています。
日射しの強い夏に着物を楽しむ余裕こそが着物愛好家の極意。
是非、短い夏を、ワンランク上の着こなしで楽しんでみてください。
今月も残りあと二日。
浴衣の動きがとても気になりますが、ここまで来ると焦っても仕方ありません。
せめてお天気が回復してくれると有り難いのですが・・・
気が休まらない日常。
一日を投稿後にリセットして明日に臨みたいと思います。
では、お休みなさい。