昨年の大雪とは比較にならない雪の量で、革靴を履いて外回りができる日が続いています。
なのに、お客様が少ないというのは、着物を着られる方が少ないということなのでしょうか?
考えさせらますが、小さな商圏で着物に関心を持たれる方を増やそうと思っても難しい環境にあって、ネットを活かした店作りが求められる時代になりました。
当店もそれなりに対応しているつもりですが、”つもり”で終わっている感じがしてなりません。
この先もネットショップから売り上げを伸ばすことができればと思っていますし、ブログやインスタから店の存在を広く知っていただくきっかけ作りにも力を注いでいきたいです。
毎日そのようなことを思ってパソコンやスマホと向き合っておりますが、努力が報われる努力ってどこにあるのかと考えることが多くなっています。
時代の流れに振り回されていることに気づかされながらも、和装から新しい道を開拓することの難しさを味わっていて、魔法の力があればと思うこの頃です。
思うように動かせないネットの世界に能力の乏しさを感じていて頭が痛いです。
そんな折に、昨年ブログから出会いをいただいた着物愛好家さんから、お羽織のお誂えを頂戴することができましてね~
本音でお話をしていただけるものでとてもコミュニケーションが取りやすく、今日も着物でお越しになられていましたが、そのお客様が普段に着物を着たいので木綿の着物を取り扱っていただけないかとの相談をいただきましてね~
金沢で木綿の着物を扱っている店がなく、ネットから買うこともできるが、こうして生地の風合いを確認しながらお店の方と会話ができる環境が望ましく思っているとのことでした。
お客様のご要望に応えていくことが店の役割かと考えていますが、その前に木綿の着物に関して情報を集めてみたいと思っています。
現場に立っていると近隣のお客様とは違ったチャンネルを持っているのがネットから出会いをいただいた客様です。
ワクワクさせられる世界に魅力を感じていますが、駒をどう動かしたらその世界に深く入る込むことができるのでしょう。
この画像のコーディネートは無地風のローケツ染めの着物に紬地に染めた橘柄で何気ない装いを演出させていただいたものです。
合わせた帯が趣味性の高い染帯とあって街着となるものですが小粋さがあって素敵でしょう。
着物に模様といえるものがないので、墨色地に染めた橘の柄がダイレフトに目に入り、おしゃれな雰囲気を引き出すものになっています。
こちらの帯は、結城紬や大島紬などの紬の着物にも合わせられる帯で、橘柄の色の使い方にセンスの良さを感じています。
凛とした大人の表情で着こなしていただけたら、誰もが振り向くのではないかな~
ところで、今日は或ることから嬉しい言葉をいただくことができた日です。
その心遣いに感謝申し上げます。ありがとうございました。
いろんなことを考えさせられる年齢になりましたが、頭の中は仕事のことでいっぱいになっていて、もう少し頑張ってみます。
これからも応援していただけたら嬉しいです。
では、これにて・・・
お休みなさい。