店作りの中で何か新しいことを始めたいと考えた場合、プレゼンのやり方から始まり、多くの人に知っていただくための販促のようなものが必要となります。
ここに知恵を埋め込まなくてはなりません。
今年も恒例となっている4月の卯月展を前にして新商品を紹介させていただ場を設けますが、鮮度あるプレゼンの在り方に思い悩むものがありましてね~
いつものことですが頭を痛めております。
そして悩むだけ悩んで付けたタイトルが「三つの扉」。
呉服店らしかぬタイトルかと思いますが、私の素直な気持ちが「三つの扉」になったとご理解ください。
その心は次の通りです。
『もっともっと楽しいことを探そう・・・』
そんな想いを持って「和」のライフスタイルをお届けするのが卯月展です。
今回は「三つの扉」と題して、新世界の三つの扉を用意しました。
一つ目の扉は、スリーシーズンに着られるノスタルジックな着物と帯を発表致します。
この画像の着物もその一つで、地球温暖化に対応した新しい素材の着物といえます。
着物は訪問着、附下、小紋と多岐に渡っていて、他に木版画の着物も紹介させていただきます。
着物と帯、そして七宝焼きの帯留めを加えて、新しい着こなし方を提案させていただくもので、卯月展の期間中は、こちらの商品を作られている染師の方にお越しいただいて、語らいの場を設けてみたいと考えているところです。
二つ目の扉は帯揚げからオーダーメイドで作る手提げバッグの提案です。
こちらも帯揚げから作らせていただいたオーダーメイドの手さがバッグでとても素敵でしょう。
お客様はこの仕上がりにとても満足されたようで、手にした感じがとても軽いことを強調されていました。
どちらのバッグにもパールトン加工を済ませているので雨や汚れを気にしないでお使いいただかるかと思っています。
オーダーメイドバックの制作に多少の時間を要しましたが、どれも安心が持てるバッグの仕上がり状態で自信を付けることができました。
卯月展にてアピールできる機会を設けて、オンリーワンバックの魅力に迫ってみたいと考えています。
帯揚げから作らせていただいた3種類のバックの手前に帯揚げが並べていますが、バッグの形と帯揚げをどれか一つ選んでいただき、その後にパールトンを済ませてバッグに加工するという提案です。
ちなみに中央にある大き目のトートバッグの加工費は税別で1万円で、お客様がお持ちの帯揚げからでもお作るすることが可能です。
既製品のバックとは違ったオンリーワンの味を噛みしめていただけるのではないでしょうか?
こえが二つ目の扉です。
そして三つ目の扉は、和柄Tシャツの2019年度版を発表させていただきます。
昨年とても評判が良かった和柄Tシャツで今年も期待できるのではないかと踏んでいます。
この「椿咲く」にも注文を入れていて今年の新柄を20組くらい準備しました。
入荷を待つ状態ですが、新しい風を起こす扉にしたいと考えているところです。
以上が卯月展に用意した「3つの扉」です。
昨日から卯月展の案内状作りに入っていて、一枚の紙面に私の想いをどう表現したらいいかを迷って立ち往生。
どうまとめたらいいのだろう。
しばらく、販促物を作ることに苦しめられることでしょう。
ちなみに卯月展「三つの扉」は4月19日(金)~22日(月)の4日間となります。
どうかお時間を作っていただいて、新しい世界の扉に手をかけていただけることを期待したいです。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。