今日も店の奥で神無月の会に向けての販促物作り。
中身は違いますが寝ても覚めても外へ情報を出すために、映像を収めて、立て看板を作ったり、ブログ記事を書いたり、店の情報紙を作ったり、大きな催事を控えているときには案内状やチラシ作りに明け暮れていて、情報が全てって感じになっています。
その割には成果ながあがっていなく、お客様や地域の方々に店の品揃えであったり、これからやろうとしていることに対して関心を持っていただくことが、いかに難しさを感じています。
その一方で、新規の方やお取引を始めばかりの客様から着物のシミ抜きとか丸洗いを承ることが多くなっていまして、着物に包まれた文庫紙の店名をお尋ねすると、廃業したとか、店がなくなっていたとか、呉服店が激減していることに気づかされています。
呉服店が少なくなれば、残された店に着物相談が入って来てもよさそうなものですが、相談をいただくのは着物のメンテナンス。
新しい商品を探しているとい気配が感じられないのが寂しいです。
この現実をどう変えていくかが残された呉服店さんの課題ではないでしょうか?
限りなく着物初心者に寄り添う店作りと、もう片方で、きもの専門店としての役割を十分に果たす取り組みを使い分けていくことが必要とされている気がします。
特に地方の呉服店に望めれる店作りではないでしょうか?
だとしたらどうしたらいいのでしょうか?
正直自分でも判っていなくて、なんとなく感じていることは若い年代層に利用していただける店になれたとしたら、着物初心者とのハードルは低くなったと判断できるのではないでしょうか。
昨日は十五夜で、その日が過ぎたこともあり、ウィンドーはお月見の演出から七五三を強調するディスプレーへと変えました。
ここに若い年代層のお客様と接点を持ちたいと考える試みがあって、着物の縫い上げや半衿の取り付けなどにもち力を貸したいと思っているところです。
この分野も写真館やレンタル業者に市場を奪われていて年々厳しくなっていますが、その事を十分に承知しながらも専門性を生かした提案ができないかと考えています。
そこで店の情報をどのように出すかで、インスタと立て看板、そしてウィンドーから店の前を行き交うドライバーにアピールする戦略を取ってみました。
ホームページでも着物の縫い上げや半衿の取り付けなどのサービスをアピールしたいと思っているところです。
とにかく挑戦してみることがら始めたいと思っています。
そして今日、長女の3人の子供が店に寄ってくれました。
お昼を一緒に食べて、その後は二人の孫と店の周りを散歩。
2歳になった孫の奏絵(かなえ)は私と会話ができるまでになり、4歳の音羽(おとは)は聞き分けが良くなって”おねいちゃん”に成長した姿がうかがいます。
つかの間の時間でしたが、賑やかな店内であったことを報告しておきます。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。