日ごとに冬が近づいていることに気づかされていて、今年も45日しかないことを思うと過ぎる時間の速さを感じさせられています。
今日は朝から冷たい雨が降り続いていましたが、太陽が西に傾きかけた頃には空が真っ赤に染まっていて、夕焼けを見せつけられると心が穏やかになるから不思議です。
夕焼けが見えた時間に、或るパーティーに出席される方の着付けを、着付けを指導いただいている先生にお願いしていたのですが、特別な日に着物が登場するというのは、とても嬉しいものがあります。
これから年末に向かってパーティーや忘年会などが多くあるのでしょうが、着物でお洒落をされることを進めさせていただきたいです。
さて、ガラリと話題が替わり、数日前まで店内の特設会場は絵の展示場となっていましたが、今度は今年を振り返る「感謝祭」を11月22日(金)から5日間開催するもので、今度は着物の展示場へと変えなければなりません。
今日からその準備に入らせていただきましたが、店頭にはこの企画をアピールする看板が立ちました。
今年最後の感謝祭
十五万円以下の着物や帯の会
11月22日(金)➡26日(火)
今月はこの企画で3つ目となりヘトヘトになりかけていますが、店にとっては大切な催事と言えます。
と言いますのは、きもの離れとか呉服店さん離れなどと言われる時代のなかで、今年度も着物にこだわってこれたのは、着物に関心を持たれている方の支えがあったからだと心の底から思っています。
店の周りを見回してみると、ショッピングセンターの中でテナントとして入っている呉服店があっても、地元のの路面店となる呉服店さんはほとんど廃業されていまして、白山市、能美市、野々市市の三市で残っているきもの専門店さんは2・3件と言えるかもしれません。
厳しい環境の中で変わらず着物と和雑貨で切り盛りができているということはお客様と仕入れ先のお陰です。
そんな感謝の気持ちを年に一度だけ、年末に近い時期に販売価格を割り引きさせていただいているのが「十五万円以下の着物や帯の会」という売り出しです。
この会は、割引させていただいた販売価格が15万円を超えないというリーズナブル感たっぷりの催事で、着物や帯の割引価格が5万円のものもあれば、8万円の品も用意されているという五日間限りの割引セールにになます。(価格表示は税抜き価格になります)
なので売り場には15万円以下の商品で埋められるのですが、昨年から15万円で訪問着を品揃えすることがとても難しくなっていまして、加賀友禅訪問着など一部の商品に限り、割引価格を20万円とさせていただく品が売る場に混ざります。
本来の趣旨と若干異なりますが、上質な品をご紹介したいと思ってのことです。
そのような思いを持って開催させていただくのが22日からの感謝祭です。
その準備に今日から入りましたが、冒頭にも話しましたが体が疲れ切っていてヘトヘト。
店が企画した12月8日のクリスマスパーティーの参加者も集めなくてはならず、責任の重さに押しつぶされそうになっていますが、ゴールまであと少しと自分を励ましながら舵を切っているところです。
なので口説いていないで頑張らなくてはなりません。
だから明日も感謝祭を出来るところまで推し進めたいと思っている私です。
では、今日はこれにて・・・
お休みなさい。