入卒時のお母さんの着物の装いについて専門家からアドバイスさせていただきます

春になる前に入卒のお着物の準備を整えておきたいものです。 着物の着こなし/コーディネート

新年4日からの初売りに入卒時のお母様の着物相談を始めたいと考えていますが、地域への呼び掛けをどうしたものかと思案しています。

 

数日前にもこの話題に触れましたが、入卒時に着物を着ようと思っていらっしゃる方はなにがしかの着物をお持ちでいらっしゃって、着ようとしている着物のコーディネートについてのアドバイスであったり、半衿の取り付けや着物や帯のメンテナンス相談を強調させた方がお役に立つように思えましてね~

 

お子さんのハレに日にどのような着物を着たらいいかを知らない人が増えているだけに、そのことからアドバイスしていくことが大切かと思っている次第です。

 

そこで今日は入卒時のお母さんの着物ってどのような種類の着物が適当なのかを少し触れてみたいと思います。

 

 

 

 入卒用の装いを提案

入卒用の装いを提案

 

お子さんの入卒となれば、おごそかな式典となることはお分かりいただけるかと思いますが、そのよう場の着物の装いはフォーマル着になりま。

着物の種類で言えば、訪問着や附下、色無地や江戸小紋などがふさわしいとお考え下さい。

と言ってもお分かりいただけないのかもしれませんが、おしゃれ着として楽しめる紬や木綿の着物のは街着となるだけに、式典の場には適当ではありません。

 

 

 

附下をコーディネート

附下をコーディネート

 

着物に合わせる帯も格式のある袋帯であったり、お目出度い模様をあしらった名古屋帯が適当で、砕け過ぎす清潔感のある雰囲気を作り出すことが大切です。

 

装いの色合いも春を感じさせる淡い色彩が馴染むと思いますが、着物が重たい色合いであったとしても帯を明るい色合いでまとめることで品の良さを作り出すことができるかと思います。

 

このようなことを書いても着物のことが変わらない方には、何を言っているのかがお分かりいただけないのかもしれませんね。

 

そこで専門家から提案させていただきたいことは、着物に詳しい方に着てみたいと考えている着物や帯、そしてその装いに合わせる小物を事前に見ていただくことが大切かと考えています。

 

その相談を店でも受け付けたいと思っているので気軽にご相談下さい。

いくらかでもお役に立つことができたら幸せに思っております。

 

 

そんなことを考えながらも、装いの脇役ともいえる帯〆と帯揚げの色の使い方にも気を配っていただきたいです。

 

私はこの点をとてもとても重要視していまして、高価で新しい着物が手元にあっても帯〆帯揚げの色の使い方で壊れるしまうおしゃれがあることを覚えておいてください。

 

 

 

帯〆帯揚げの色の使い方がおしゃれの決め手になる

帯〆帯揚げの色の使い方がおしゃれの決め手になる

 

ここに帯〆と帯揚げの画像をアップさせていただきましたが、この脇役となる色の組み合わせで、120%のコーディネートになることもあれば、80%の装いに落ちてしまうことだって考えられるので、厳粛な場に出られる折にはこの点にも気を配りたいものです。

 

たかが帯〆と帯揚げですが、されど帯〆帯揚げと考えてください。

 

私としてはこの点を強調させていただきたいと考えているので、私の店でよければいつでも相談いただけたら的確なアドバイスができるかと思っています。

 

そして細かなことですが、和装のアクセサリーともいえるかんざしにも気を配られてみてはいかがでしょう。

 

 

 

春になる前に入卒のお着物の準備を整えておきたいものです。

春になる前に入卒のお着物の準備を整えておきたいものです。

こんな感じで遊んでしまいましたが、かんざしがを使うか使わないかで、品の良さも格式も変わってまいります。

こうして並べてみると綺麗でしょう・・・

 

店には入卒時にふさわしい思われるかんざしが溢れるほどに品揃えがしてありまして、必ずやお役に立つことができるのではないかと思っております。

 

また、着物を長年タンスにしまっておくと、ご自身では直せない「たたみシワ」が現れていることが考えられます。

他にも、シミやカビが出ていることもあるかもしれません。

なので、事前に着物や帯の状態を確認されることを忘れないようにしてください。

 

仮に着物や帯に問題が発生している分かれば、専門家に見ていただいてお直しに出してください。

 

着物のことが分からない方には負担も多くなるかと思いますが、信頼できる呉服店に持ち込んでアドバイスを受けることをお勧め致します。

 

そのような過程を踏まえて、安心を手にしてからハレの日に臨まれてみてはいかがでしょう。

 

言葉足らずの点が多々あったかと思いますが、少しでも参考になるようであれば幸せに思います。

 

ではこれにて・・・
お休みなさい。

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